「ハイドロリリースは肩こりに本当に効果がある?」「注射で筋膜をはがすと聞いたけれど安全?」「費用はいくらかかる?」と気になっていませんか?
ハイドロリリースは、筋肉や筋膜周囲などの組織間に液体を注入し、痛みの軽減を目指す注射治療です。
首や肩の筋・筋膜性疼痛を対象とした研究では、施術後に痛みが軽減したという結果が報告されています。ただし、すべての肩こりに有効と確立した治療ではなく、症状の原因によって適応は異なります。
この記事では、生理食塩水を使うハイドロリリースの研究結果、治療を検討する症状、効果の限界、費用・リスクを解説します。
期待されること
肩周囲の痛みや動かしにくさの軽減を目指します。
適応の判断
筋肉・筋膜周囲などが症状に関係しているかを診察で確認します。
効果の限界
全員に効果があるとは限らず、根本的な治癒や再発防止は保証できません。
西新宿本院の料金
両肩1回 5,500円
税込・自由診療/健康保険適用外
主なリスク
注射時の痛み、出血、内出血、腫れ、感染、神経・血管損傷などがあります。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースを自由診療でご案内しています。
施術を受けると決めていない方も、現在の肩こりに適しているか診察で相談できます。
ハイドロリリースは、肩や首の付け根などに生じる筋・筋膜性の痛みに対して検討される注射治療の一つです。
ただし、一般に「肩こり」と呼ばれる症状には、筋肉への負担、頚椎や神経、肩関節など、複数の要因が関係する場合があります。
したがって、特定の筋・筋膜性疼痛を対象とした研究で痛みが改善していても、すべての肩こりに同じ効果があるとはいえません。
2021年に発表されたランダム化比較試験では、僧帽筋上部の筋・筋膜性疼痛症候群がある80人を対象に、2種類の注射治療を比較しました。
40人:エコーガイド下の生理食塩水による筋膜間注入
40人:リドカインによるトリガーポイント注射
主な研究結果
両群で施術前と比べて痛みのスコアが低下しました。施術10分後はリドカイン群の方が改善が大きかった一方、2週間後・4週間後の評価では、群間に統計学的に有意な差は確認されませんでした。
この研究は、生理食塩水による筋膜間注入が治療の候補となり得ることを示しています。
一方、無治療やプラセボ注入と直接比較した研究ではないため、生理食塩水を注入すること自体の効果を、この研究だけで確定することはできません。
研究対象者も特定の筋・筋膜性疼痛症候群の患者さんです。慢性的な肩こり、デスクワークによる張り、頚椎疾患に伴う痛みなど、すべての症状へ結果を一般化することはできません。
一次情報:Tantanatipら(2021年)生理食塩水の筋膜間注入と局所麻酔薬注射の比較試験
ハイドロリリースに関する研究では、生理食塩水のほか、ブドウ糖液などを使用したものもあります。
2024年には、ブドウ糖液による筋膜間注入を評価した小規模な比較試験で、痛みの改善が報告されました。
しかし、注入する液体や方法、対象者が異なるため、ブドウ糖液を用いた研究の結果を、当院の生理食塩水による施術の効果としてそのまま説明することはできません。
施術後に比較的早く変化を感じる方もいますが、十分な変化が得られない場合もあります。
現在の研究だけでは、一般的な肩こりに対して効果が平均何か月続くか、何回の施術が最適かを一律に示すことはできません。
効果の現れ方や持続期間については、ハイドロリリースの効果はいつから?持続期間の解説もご覧ください。
ハイドロリリースでは、超音波画像診断装置(エコー)で筋肉や筋膜周囲の位置を確認しながら、組織間に液体を注入します。
西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースに生理食塩水を使用しています。
施術ではエコーで筋肉や筋膜、神経・血管などの位置を確認し、目的とする組織間へ注射針を進めて液体を注入します。
エコーは施術位置を確認するために役立ちますが、使用することで合併症のリスクが完全になくなるわけではありません。
ハイドロリリースは、一般的に「筋膜をはがす注射」と説明されることがあります。
実際には、液体を注入した際、筋肉や筋膜周囲などの組織の層の間が、エコー画像上で広がって見える場合があります。
ただし、組織の層が広がることは、もともと病的な癒着が存在していたことや、その癒着が肩こりの原因だったことの証明にはなりません。
さらに、画像上で変化が確認できた場合でも、必ず痛みが改善するわけではありません。施術前後の症状をあわせて評価する必要があります。
エコー画像は施術位置や組織の状態を確認するための情報です。患者さんにとって重要なのは、実際に痛みや日常生活の困りごとがどう変化したかという点です。
そのため、施術後は痛みの程度、肩の動かしやすさ、仕事や家事への影響などを確認します。
肩こりが重いからといって、ハイドロリリースが必ず適しているわけではありません。
筋肉・筋膜周囲の問題が症状に関係している可能性があるか、ほかの病気が隠れていないかを診察で確認します。
次のような状態では、診察で適応を検討します
これらに該当しても、必ず施術の適応になるわけではありません。診察結果や持病、服用薬などを踏まえて判断します。
肩こり以外の病気が関係している場合があります
頚椎や神経、肩関節などの病気による症状であれば、ハイドロリリース以外の検査や治療が必要になることがあります。
突然の片側の手足の麻痺、胸痛、息苦しさなどがある場合は、肩こりと決めつけず、緊急性に応じて救急医療へ連絡してください。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースを自由診療でご案内しています。
肩こりハイドロリリース
両肩1回 5,500円
税込/自由診療・健康保険適用外
施術内容:エコーで組織を確認しながら、生理食塩水を組織間へ注入します。
期待される変化:肩周囲の痛みの軽減を目指しますが、効果には個人差があります。
主なリスク:痛み、出血、内出血、腫れ、感染、神経・血管損傷など。
費用の確認:診察料など、表示価格以外の費用の有無は予約時にご確認ください。
当院で肩こりに対してご案内しているハイドロリリースは自由診療です。健康保険の自己負担割合は適用されません。
一方、首や肩の痛みに対する一般整形外科の診察・検査などは、診断や内容によって保険診療の対象となる場合があります。
自由診療と保険診療は別の診療区分です。ハイドロリリースの相談を希望する場合は、予約画面で自由診療の該当メニューを選択してください。
全員に共通する最適な施術回数・間隔は確立されていません。
施術後に症状がどう変化したかを確認し、追加の施術が必要か、原因を再評価すべきかを検討します。
効果が乏しい場合、施術回数だけを増やしても改善するとは限りません。
ハイドロリリースは注射針を使用する医療行為です。生理食塩水を使用する場合でも、副作用や合併症の可能性があります。
エコーを使用しても、これらのリスクが完全になくなるわけではありません。施術部位や身体の状態によって、注意すべきリスクは異なります。
服用中の薬は、自己判断で中止しないでください。施術の可否や必要な対応は医師が判断します。
施術後に注射部位の痛みや内出血、腫れなどが生じる場合があります。運動や仕事の再開については、施術後の状態に応じた医師の指示に従ってください。
痛みや腫れが強くなる、赤みや熱感が増す、発熱するなどの場合は、感染などの可能性があるため医療機関へ相談してください。
関連記事|初めてハイドロリリースを受ける方へ・施術後の注意点 →
SBC整形外科クリニック西新宿本院
自分の肩こりに適しているか
診察から相談できます
ハイドロリリースを受けるか決めていない方もご相談いただけます。医師が症状と適応を確認し、治療の効果・限界・費用・リスクをご説明します。
両肩1回 5,500円(税込・自由診療)
ハイドロリリースの相談予約へ →「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」を選択してください
SBC整形外科クリニック西新宿本院は、西新宿駅から徒歩2分、新宿駅・都庁前駅から徒歩7分の場所にあります。
ハイドロリリースをご希望の場合も、まず診察で症状や身体の状態を確認し、治療の適応を判断します。
STEP 01|自由診療の予約メニューを選択
公式Web予約で「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」を選択します。
STEP 02|問診・診察
痛みの部位・経過・しびれ・これまでの治療歴などを確認します。
STEP 03|適応の判断
ハイドロリリースが適しているか、ほかの治療が必要かを検討します。
STEP 04|費用・リスクの説明と施術
説明を受け、適応があり施術を希望する場合に、エコーを用いた注射を行います。
STEP 05|施術後の注意点を確認
注射部位の状態や日常生活上の注意点を確認します。
診察結果、体調、予約状況などによっては、初診当日に施術できない場合があります。また、症状によってはハイドロリリース以外の治療が適切と判断されることもあります。
ハイドロリリースは組織間に液体を注入する治療で、肩こりボトックスはボツリヌストキシン製剤によって筋肉の働きを一時的に弱める治療です。
治療方法やリスクが異なるため、どちらが適しているかは症状や診察結果を踏まえて検討します。
痛みが軽減する可能性はありますが、すべての方に効果があるわけではありません。根本的な治癒や再発しないことを保証する治療ではありません。
特定の筋・筋膜性疼痛患者を対象とした研究では、施術後の痛みの改善が報告されています。ただし、無治療やプラセボ注入と比較した効果の大きさや、長期的な有効性には不明な点があります。
針を刺す痛みや液体の注入時に違和感が出る場合があります。感じ方には個人差があります。注射が苦手な方は診察時にお伝えください。
必ずしも追加施術が必要とは限りません。症状の変化が乏しい場合は、原因を再評価し、ほかの治療も含めて検討します。
はい。診察で現在の症状と施術の適応について相談できます。医師の判断やご希望によっては施術を行わない場合もあります。
当日に施術できるかどうかは、診察結果、体調、予約状況などによって異なります。必ず当日施術できるわけではありません。
ハイドロリリースは、筋肉や筋膜周囲などへ液体を注入し、肩周辺の痛みの軽減を目指す治療です。
生理食塩水を用いた筋膜間注入の研究では、特定の筋・筋膜性疼痛患者で痛みの改善が報告されています。一方、すべての肩こりに対する有効性や長期的な効果が十分に確立しているわけではありません。
肩こりには頚椎や神経、肩関節などの問題が関係する場合もあります。施術の前に症状の原因を確認し、期待できる変化と限界、費用・リスクについて説明を受けることが大切です。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースを両肩1回5,500円(税込・自由診療)でご案内しています。
あわせて読みたい|疑問別の関連記事
効果はいつから?
何回必要?
初めての施術が不安
肩こりボトックスとはどう違う?
参考文献・医学情報
Tantanatip A, et al. 生理食塩水による筋膜間注入と局所麻酔薬注射のランダム化比較試験(2021年)
本記事は一般的な医療情報を目的としています。記載した研究結果は個々の患者様に対する治療効果を保証するものではありません。施術の適応や治療方針は診察結果を踏まえて医師が判断します。
SBC整形外科クリニック 西新宿本院 院長
沼倉 裕堅 医師
西新宿本院で一般整形外科診療や肩こり治療の相談に携わっています。診察で症状や身体の状態を確認し、治療の適応を検討します。
西新宿本院の公式診療案内を見る →SBC整形外科クリニック西新宿本院は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩2分、各線「新宿駅」・「都庁前駅」から徒歩7分の場所にあります。
肩こりに対するハイドロリリースについて、施術を決めていない段階からご相談いただけます。平日は予約優先制、土日祝は完全予約制です。
| 所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階 |
|---|---|
| アクセス | 西新宿駅 徒歩2分 新宿駅・都庁前駅 徒歩7分 |
| 診療時間 | 全日9:15〜18:00 |
| 最終受付 | 平日・土曜17:00 日曜・祝日16:00 |
| 予約制度 | 平日:予約優先制 土日祝:完全予約制 |
| 施術料金 | 肩こりハイドロリリース 両肩1回5,500円(税込・自由診療) |
| 電話番号 | 0120-962-992 |
ハイドロリリースの相談をご希望の場合は、予約画面で「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」を選択してください。診察結果や体調などによっては当日の施術を行わない場合があります。