学校健診で低身長を指摘されたら?受診目安・持参するものを解説 | SBC整形外科クリニック

学校健診で低身長を指摘されたら?受診目安・持参するものを解説

学校の健康診断や身体測定をきっかけに、

「身長が低いと言われた」

「最近、身長の伸びが少ないと言われた」

「一度、病院で確認してくださいと言われた」

という保護者の方もいるでしょう。

学校から指摘されると、 「低身長の病気なの?」 「すぐ病院へ行くべき?」 「まだ成長途中だから様子を見てもいい?」 と心配になるかもしれません。

子どもの身長を測定して成長を確認するイメージ

先に結論

学校で低身長を指摘されても、 それだけで病気と診断されたわけではありません。

まず確認したいのは、今回測った身長だけではなく、 過去2〜3年の身長と成長曲線です。

ただし、学校から「要受診」など医療機関への受診を明確に案内されている場合は、 通知を放置せず小児科・小児内分泌科などへ相談してください。

学校健康診断は、一度の測定だけで病気を確定するものではありません。 一方、身長は1回の数字だけでは分からないことも多いため、過去の記録をつないで確認することが重要です。

文部科学省の学校健康診断に関する検討でも、成長曲線について 一時点だけではなく経年的に評価する重要性が議論されています。

学校で身長を指摘されたら、まず何をすればいい?

学校からの案内や、これまでの成長状況によって次の行動は変わります。

「身長が低め」と言われた

→ 過去2〜3年の身長を並べ、成長曲線を確認

「最近の伸びが少ない」と言われた

→ 1年前・2年前と比較し、年間の伸び方が変化していないか確認

学校から「要受診」と案内された

→ 小児科・小児内分泌科などへ相談

病院へ行くレベルなのか分からない

→ 過去の成長記録を整理し、まず医師へ相談する方法もあります

学校健診の紙・過去の身長記録は捨てないでください

学校で毎年測定されている身長は、お子様の成長を確認するための重要な資料になります。

一度の身長だけでは、

  • もともと小柄なのか
  • 以前より伸びが悪くなっているのか
  • 同じペースで順調に伸びているのか

を判断しにくいためです。

相談前に集めておきたいもの

最低限確認したいもの

  • 現在の身長
  • 1年前の身長
  • 2年前の身長

できれば用意したいもの

  • 母子手帳
  • 幼稚園・保育園時代の身体測定記録
  • 小学校・中学校の健康診断記録・健康手帳
  • 出生時の身長・体重・在胎週数
  • 父親・母親の身長
  • 初潮や声変わりなど、思春期が始まった時期

SBC整形外科クリニックの身長予測シミュレーションでも、 母子手帳や幼稚園・保育園、小中学校の健康手帳など、 年齢ごとの身長が分かる資料の持参をお願いしています。

学校の記録は「今、身長が低いか」だけでなく、 これまでどのようなペースで伸びてきたのか を見るために役立ちます。

低身長の目安は「-2SD以下」

子どもの身長を評価するときには、単純な平均身長だけではなく、 SD(標準偏差)という指標が使われます。

日本小児内分泌学会では、同性・同年齢の子どもの身長について、 -2SD以下を低身長の一つの目安としています。

低身長の一つの目安

-2SD以下

およそ100人に2〜3人

ただし、 -2SD以下=病気 という意味ではありません。

反対に、現在は-2SDより高くても、以前まで沿っていた成長曲線から下方向へ外れてきている場合には確認した方がよいことがあります。

現在の身長が気になる方へ

年齢・性別・現在の身長から、低身長の目安を確認できます。

子どもの低身長チェックをしてみる →

※簡易的な目安です。病気の診断を行うものではありません。

日本小児内分泌学会「低身長」

「今何cm?」より成長曲線が重要

例えば、同じ学年で現在の身長も同じ2人がいたとします。

Aさん

以前から小柄ではあるものの、同じような成長曲線に沿って伸びている。

Bさん

以前は平均付近だったのに、徐々に平均との差が広がっている。

子どもの身長の成長曲線を確認するイメージ

現在の身長が同じでも、これまでの伸び方によって確認すべきポイントは異なります。

日本小児内分泌学会でも、過去の身長や体重を記録し、 成長曲線として経過を見ることが案内されています。

「1年間で何cm伸びたか」も確認

学校の記録があれば、

現在の身長 − 1年前の身長

= 1年間の身長の伸び

例えば、

昨年:128.5cm

今年:133.8cm

であれば、1年間で5.3cm伸びたことになります。

ただし、「年間○cmなら正常」と一律に判断することはできません。 年齢・性別・思春期の進み方によって身長の伸び方が変わるためです。

重要なのは、 今年の数字だけでなく、その子自身の過去の伸び方と比較すること です。

学校で低身長を指摘されたときの受診目安

特に一度相談を検討したいのは、次のようなケースです。

1.身長が-2SD以下

低身長の一つの目安です。病気と確定するわけではありませんが、成長経過を確認するきっかけになります。

2.成長曲線が下方向へ外れてきた

現在は-2SDより高くても、これまでの成長曲線を下方向へ横切るような変化がある場合には確認が必要なことがあります。

3.以前より年間の伸びが明らかに少ない

今年だけでなく、過去2〜3年間の身長の伸びと比較してください。

4.思春期がかなり早く始まっている

思春期が早く進むと、一時的に身長が大きく伸びても骨の成熟が早く進み、その後の成長期間が短くなることがあります。

5.身長以外にも気になる症状がある

体重減少、食欲低下、強い疲れやすさ、持病などがある場合は、身長だけの問題と考えず医療機関へ相談してください。

思春期がかなり早い場合については、 日本小児内分泌学会「思春期早発症」 も参考になります。

ここまで読んでも
「受診するほど?」と迷っている方へ

学校健診の記録や、これまでの身長についてまず相談できます。

無料カウンセリングが向いている方

・治療するかはまだ決めていない

・学校の結果をどう見ればいいか分からない

・まず医師へ相談してみたい

平日限定|小児低身長無料カウンセリング

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※予約画面で「小児低身長無料カウンセリング(平日限定)」をお選びください。
※無料カウンセリングではレントゲン・採血などの検査は行いません。
※学校から医療機関への受診を明確に勧められている場合や、病的低身長の診断を希望する場合は、小児科・小児内分泌科などへご相談ください。

学校から「要受診」と言われた場合は何科?

学校から医療機関への受診を明確に勧められている場合、 病的な低身長の原因を確認する目的では 小児科、必要に応じて小児内分泌科 への相談を検討します。

SBCの無料相談との役割の違い

SBCの無料カウンセリングは、病的低身長の確定診断を行うための保険診療ではありません。 学校から明確に受診を指示されている場合や、病気がないか詳しく調べたい場合は、 小児科・小児内分泌科などへご相談ください。

「親も小さいから遺伝」と決めつけてもいい?

身長には遺伝や体質が関係します。 両親が小柄で、お子様も小柄というケースもあります。

ただし、 両親が小柄だから、成長曲線の変化まで確認しなくてよいわけではありません。

  • 以前より身長の伸びが低下した
  • 成長曲線を下方向へ横切り始めた
  • 思春期がかなり早い
  • 身長以外にも気になる症状がある

といった場合には、遺伝だけで判断せず、これまでの成長経過を確認しましょう。

両親の身長から目安を知りたい方

ターゲットハイトの計算方法を見る →

低身長の原因は遺伝だけではありません

低身長の原因としては、

  • 遺伝・体質
  • 成長ホルモンや甲状腺ホルモンに関係する病気
  • 小さく生まれ、その後十分な成長がみられないケース
  • 染色体・遺伝子に関係する病気
  • 骨・軟骨に関係する病気
  • 慢性的な病気など

そのため、 「寝るのが遅いから」 「好き嫌いが多いから」 「親も小さいから」 と一つの理由だけで決めつけないことが大切です。

「この先あと何cm伸びる?」まで知りたい場合

学校健診をきっかけに、

「今低いかどうかより、この先どれくらい伸びるのか知りたい」

「骨の成長はまだ残っている?」

と気になる方もいるでしょう。

現在の身長や年間の伸びだけから、将来の身長まで正確に判断することはできません。 より詳しく確認するときには、これまでの成長記録に加え、 骨年齢や骨端線なども参考にします。

身長予測シミュレーション

対象年齢:6歳(小学1年生)〜18歳

料金:15,270円(税込)

想定所要時間:約30分

予約:完全予約制

過去の成長記録や現在の身長、ご両親の身長などに加え、 レントゲンによる骨端線の確認などから今後の成長を考えるための情報を確認します。

※予測結果は将来の最終身長を保証するものではありません。

身長予測シミュレーションを詳しく見る →

無料相談・身長予測・小児科、どれを選ぶ?

迷った場合は、「今、何を知りたいのか」で分けて考えると分かりやすくなります。

学校の結果について、まず相談したい

→ 小児低身長無料カウンセリング

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骨年齢・骨端線・今後の身長まで確認したい

→ 身長予測シミュレーション

学校から要受診と言われた・病気の有無を詳しく調べたい

→ 小児科・小児内分泌科など

学校健診で低身長を指摘された場合のよくある質問

▼ Q. 学校で低身長と言われたら病気ですか?

病気が確定したという意味ではありません。現在の身長だけでなく、これまでの成長曲線や年間の身長の伸びも確認することが大切です。

▼ Q. 何cm以下なら低身長ですか?

年齢・性別によって異なるため「○cm以下」と一律には決められません。同性・同年齢の標準身長に対して-2SD以下が一つの目安です。

▼ Q. -2SDより高ければ大丈夫ですか?

-2SDより高くても、これまで沿っていた成長曲線から下方向へ外れてきている場合には、一度確認した方がよいことがあります。

▼ Q. 学校健診の結果は病院へ持っていくべきですか?

はい。学校の身長記録や母子手帳などは、過去の成長経過を確認するための重要な資料になります。

▼ Q. 学校から「病院へ行ってください」と言われました。SBCの無料相談でいいですか?

学校から明確に医療機関への受診を勧められている場合や、病的な低身長の診断を希望する場合は、小児科・小児内分泌科などへの相談を検討してください。

▼ Q. 骨年齢まで調べたい場合は?

SBCの身長予測シミュレーションでは、過去の成長記録や成長曲線とあわせ、レントゲンによる骨端線の確認などを行います。

まとめ|学校健診の「低身長」は、これまでの成長を確認するきっかけ

学校健診で低身長を指摘されても、 その時点で病気が確定したわけではありません。

まず確認したいのは、

  • 学校から医療機関への受診を勧められているか
  • 現在-2SD以下になっているか
  • 1年間で何cm伸びたか
  • 過去2〜3年と比べて伸びが低下していないか
  • 成長曲線に沿って伸びているか
  • 思春期の進み方に気になる点がないか

特に重要なのが、 母子手帳や学校に残っている過去の身長記録 です。

「低いから病気かもしれない」 「親も小さいから大丈夫」 と一度の測定結果だけで決めつけず、まずこれまでの数字を並べてみてください。

学校健診の結果を見ても
どうすればいいか判断できない方へ

まずは学校の記録やこれまでの成長について相談できます。

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監修医情報

SBC整形外科クリニック
西新宿本院院長

沼倉 裕堅 医師
ぬまくら ひろかた/Hirokata Numakura
経歴
東北大学医学部医学科 卒
湘南藤沢徳洲会病院 内科・救急科・整形外科
いわき市医療センター 整形外科
竹田綜合病院 整形外科
山形市立病院済生館 整形外科
Mahidol Univ. Ramathibodi hospital 整形外科(タイ)
いしがみ整形外科クリニック
SBC整形外科クリニック

運営者情報

運営クリニック SBC整形外科クリニック 西新宿本院
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 沼倉 裕堅 医師
医師紹介
SBC整形外科クリニック 西新宿本院
沼倉 裕堅 院長
Hirokata Numakura
【所属学会】
  • 日本整形外科学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本四肢再建・創外固定学会
【経歴】
  • 2017年
    Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学
  • 2018年
    東北大学医学部医学科 卒業
  • -
    湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科
  • -
    スカイ整形外科クリニック
  • 2020年
    いわき市医療センター 整形外科
  • 2021年
    竹田綜合病院 整形外科
  • 2022年
    山形市立病院済生館 整形外科
    いしがみ整形外科クリニック
    西新宿整形外科クリニック
  • 2025年
    SBC整形外科クリニック 西新宿本院