救急外来で検査や応急処置を受けて帰宅したあと、「次はどこで診てもらえばよいのか分からない」「救急病院が遠く、今後の通院が難しい」と迷う方は少なくありません。
骨折・捻挫・打撲などでは、救急外来で緊急性の評価や初期治療を受けたあと、整形外科外来で症状や骨・関節の状態、回復経過を継続して確認することがあります。
先に結論
救急外来を受診したあと、別の整形外科で経過を診てもらえる場合があります。
救急外来から「近くの整形外科で経過をみてください」と案内された場合は、一般整形外科が次の受診先になります。
一方、救急受診した病院から再診先や再診日を指定されている場合、手術の可能性を説明されている場合、骨折や脱臼の整復後、創傷処置後などは、その医療機関の指示を優先してください。
症状が悪化している場合は、再診先探しより救急対応を優先
新たな強いしびれや脱力、指先・足先の色や温度の異常、止まりにくい出血、意識や呼吸の異常などがある場合は、通常の整形外科予約を待たず救急医療機関への相談を検討してください。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、一般整形外科の保険診療を行っています。他院の救急外来を受診したあとのけがについても、現在の症状やこれまでの診療内容を確認し、当院で対応可能な診療を検討します。
救急外来から一般整形外科での経過観察を案内されている方は、 西新宿本院の受診方法を先に確認する →
まず確認したいのは、救急外来からどのような再診指示を受けたかです。
救急病院の整形外科や専門外来を指定された
→ 指定された医療機関・診療科への再診を優先
「近くの整形外科で経過をみてください」と言われた
→ 通いやすい一般整形外科へ相談
再診先の説明はなかったが、痛み・腫れ・動かしにくさが残っている
→ 症状が安定していれば整形外科への相談を検討
再診先を自己判断で変更しないほうがよい場合
救急外来で緊急性の高い状態が否定され、その後は一般整形外科で経過を確認するよう案内された場合は、別の整形外科へ通院できることがあります。
例えば、次のようなケースです。
ただし、同じ骨折でも、部位・骨のずれ・関節への影響・固定方法などによって必要な治療は異なります。
骨折について詳しく知りたい方は、 西新宿本院の骨折診療 をご覧ください。
救急外来で明らかな骨折が確認されなかった場合でも、痛みや腫れが残っているときは整形外科で再評価することがあります。
捻挫では靱帯・腱・軟骨など、単純レントゲンでは直接評価しにくい組織が損傷している場合があります。また、骨折の種類や撮影時期によっては、受傷直後のレントゲンで分かりにくい場合もあります。
痛みや腫れが改善していない、関節を動かしにくい、手足へ体重をかけにくいなどの場合は、整形外科への相談をご検討ください。
新宿でレントゲンが撮れる整形外科|骨折が心配なときの受診方法
救急で「近くの整形外科へ」と案内された方へ
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、一般整形外科の保険診療を行っています。紹介状・検査画像・救急外来でもらった説明書などをお持ちの場合はご持参ください。
西新宿本院|整形外科保険診療を予約する※Web予約では「整形外科保険診療」をお選びください。
次のような場合は、別の整形外科へ変更する前に、救急受診した医療機関から受けた指示を確認してください。
特に手術を検討している骨折や関節内骨折、整復後などでは、画像だけでなく、救急外来で行った処置や今後の治療計画を含めた継続管理が重要です。
自宅や職場に近い整形外科へ変更したい場合も、現在の主治医へ相談し、必要に応じて紹介状や検査画像を受け取ると診療情報を共有しやすくなります。
救急受診先とは別の整形外科を受診する場合は、これまでの診療内容が分かる資料が重要です。
骨折後・脱臼後・手術後では、体重をかけてよい範囲、関節を動かしてよい範囲、リハビリ上の制限などの情報も重要です。
紹介状や画像が手元にないことだけを理由に受診を諦める必要はありません。ただし、安全に治療を引き継ぐため、前医の診療情報が必要な場合は資料の取り寄せをお願いすることがあります。
他院で画像検査を受けたあとの通院先変更については、 他院でMRIを撮影したあと、近くの整形外科でリハビリを続けられる? もご覧ください。
仕事中・通勤中のけがや交通事故では、通常の健康保険診療とは手続きが異なる場合があります。
仕事中・通勤中のけがは、 新宿・西新宿で労災対応の整形外科 をご確認ください。
交通事故後の首の痛み・むち打ち症状については、 交通事故のむち打ちにリハビリは必要? で詳しく解説しています。
整形外科では、救急外来で受けた診断や検査結果だけでなく、その後に症状がどのように変化しているかも確認します。
実際に行う診察・検査・治療の内容や順序は、けがの種類やこれまでの治療内容によって異なります。
救急受診時と比べて痛みや腫れが改善しているか、新たなしびれや力の入りにくさが出ていないか、関節や手足を動かせる範囲に変化がないかなどを確認します。
シーネやギプスなどで固定されている場合は、患部だけでなく、指先・足先の色や温度、感覚、腫れなども重要です。
固定後に痛みが急激に強くなった、強いしびれが出た、指先や足先が白い・青紫色になった、冷たくなったなどの変化がある場合は、通常の予約日まで待たず医療機関へ相談してください。
SBC整形外科クリニック西新宿本院にはレントゲン撮影設備があります。
救急外来ですでにレントゲンを撮影している場合でも、全員が同じ検査を再度受けるわけではありません。
これまでの画像、現在の症状、受傷からの経過、身体所見などを踏まえて、新たなレントゲン撮影が必要かを判断します。
レントゲンで異常がなくても、靱帯・腱・軟骨・筋肉などの問題をすべて否定できるわけではありません。
症状や診察所見に応じて、追加の評価が必要になる場合があります。
西新宿本院には院内MRI・CTはありません。さらに詳しい画像検査や専門的な治療が必要と判断した場合は、対応可能な医療機関への紹介を検討します。
けがの状態が安定したあとも、関節の動かしにくさ、筋力低下、歩きにくさ、仕事や日常生活への戻りにくさなどが残ることがあります。
医師が必要と判断した場合は、運動器リハビリテーションを検討します。
ただし、骨折・脱臼・手術後などでは、いつから体重をかけてよいか、どこまで関節を動かしてよいかが症例によって異なります。
救急病院や手術を行った医療機関から制限を指示されている場合は、その内容を必ずお伝えください。リハビリについては、 SBC整形外科クリニックのリハビリテーション科 もご覧ください。
救急外来を一度受診していても、その後に症状が変化することがあります。
通常の整形外科予約を待たず、救急医療機関への相談を考える症状
緊急性が高い場合は119番への通報をご検討ください。
東京都内で救急車を呼ぶべきか、再度救急外来を受診すべきか判断に迷う場合は、 東京消防庁「救急相談センター #7119」 へ相談できます。
救急受診から一律に何日後と決められるものではありません。
救急外来から再診日を指定されている場合は、その指示を優先してください。
具体的な指示がない場合でも、次のような状態があれば整形外科への相談をご検討ください。
重要なのは日数だけではなく、症状が改善しているか、悪化しているか、身体機能が戻っているかです。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、一般整形外科の保険診療を行っています。
救急外来から「一般整形外科で経過をみてください」と案内された方や、再診先の指定がなく運動器症状が残っている方はご相談ください。
一方、次のような場合は、救急受診先からの指示を確認するか、西新宿本院へ事前にお問い合わせください。
別の整形外科で経過を確認できる骨折もありますが、すべてではありません。骨折部位、骨のずれ、関節への影響、固定方法、手術の必要性などによって治療方針が異なります。救急受診先から再診先を指定されている場合は、その指示を優先してください。
紹介状がない場合でも、まず受診についてご相談いただけます。ただし、安全に治療を引き継ぐため前医の診療情報が必要な場合は、紹介状や画像データなどの取り寄せをお願いすることがあります。
必ず再撮影するわけではありません。持参された画像、現在の症状、受傷後の経過などを確認し、必要性を判断します。骨折の経過確認などで新たな撮影が必要になる場合もあります。
痛みや腫れが改善していない、関節を動かしにくい、体重をかけにくいなどの症状がある場合は整形外科へご相談ください。捻挫では靱帯・腱・軟骨などが損傷している場合があります。
けがの種類や状態によって異なります。骨折・脱臼・手術後などでは、荷重や関節運動を制限する期間が必要な場合があります。これまでの治療内容や主治医からの指示を確認し、医師がリハビリの適応と開始時期を判断します。
救急外来から「近くの整形外科で経過をみてください」と案内された方や、再診先の指定がなく運動器症状が残っている方は、一般整形外科へ相談できます。西新宿本院では、現在の状態とこれまでの診療内容を確認し、当院で対応可能な診療を検討します。
SBC整形外科クリニック西新宿本院の院長は、沼倉 裕堅医師です。
日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本四肢再建・創外固定学会などに所属しています。