「ゲームをしていると肩がガチガチになる」「長時間プレイした後に首の付け根が痛い」「コントローラーを持つと肩や腕が疲れる」と悩んでいませんか。
PCゲームや家庭用ゲーム機で遊ぶ際は、画面を見ながら同じ姿勢を続けたり、キーボード・マウス・コントローラーを操作したりします。
こうした姿勢や動作が長く続くことで、首から肩、肩甲骨周囲に張りや痛みを感じる場合があります。
ゲーム中の肩こりや首の痛みを繰り返す場合は、画面の位置、椅子の高さ、腕の支え方、休憩の取り方などを見直すことが大切です。
ただし、ゲーム後に首や肩が痛くなるからといって、すべてが筋肉の疲労による肩こりとは限りません。
特に、首を動かすと腕まで痛みが広がる、手指がしびれる、腕や手に力が入りにくい場合は、頚椎や神経などの病気が関係している可能性もあります。
この記事では、ゲーム中・ゲーム後に肩こりや首の痛みが起こる原因、PCゲーム・コントローラー操作別の対策、整形外科を受診する目安を解説します。
また、肩こり症状に対して検討されるハイドロリリースの施術内容・料金・リスクについても紹介します。
先に結論|ゲームで肩こり・首の痛みが出るときの対策
長時間プレイすると首肩が重だるい
画面の位置、椅子の高さ、肘や前腕の支え方、休憩の取り方を見直しましょう。
ゲーム後も肩こりや首の痛みが続く
日常生活への影響がある場合は整形外科で原因を確認できます。筋肉・筋膜周囲などが関係する場合には、治療を検討することがあります。
腕や指のしびれ・脱力を伴う
頚椎・神経などの病気も考慮します。単なるゲーム疲れと決めつけず、診察を受けましょう。
ゲーム中の首肩の不調には、画面を見る姿勢、腕の保持、操作への集中などが関係する場合があります。
ただし、ゲームが原因だと思っていても、仕事や日常生活での負担、もともとの頚椎・肩関節の病気などが関係することもあります。
ゲームに集中すると、長時間座った姿勢を続けることがあります。
特に、画面を見つめたまま頭や首を一定の位置で保つと、首肩の筋肉に負担を感じる場合があります。
日本整形外科学会も、長時間同じ姿勢を続けることを肩こりに関係する要因の一つとして挙げています。
ゲーム中に肩がこる場合は、プレイ時間だけでなく、同じ姿勢がどのくらい続いているかを確認してみましょう。
モニターに顔を近づけたり、画面をのぞき込んだりする姿勢では、首周囲の筋肉に負担がかかる場合があります。
また、ノートパソコンや携帯型ゲーム機では、画面が低い位置にあると首を前へ傾けた姿勢になりやすくなります。
ただし、首を前に傾ける姿勢そのものが、必ず痛みを引き起こすわけではありません。
同じ姿勢を長く続けていないか、画面が見やすい位置にあるかを確認することが重要です。
PCゲームでは、片手でマウスを操作し、反対側の手でキーボードを操作することがあります。
マウスが遠い位置にある、肘が浮いたまま操作しているといった場合は、肩や腕の筋肉に負担がかかることがあります。
特に、操作に集中していると肩をすくめた姿勢になっていることに気づきにくい場合があります。
ただし、ゲーム中に肩へ力が入ることだけで、肩こりの原因を断定できるわけではありません。
家庭用ゲーム機では、コントローラーを両手で持ち、指や手首を細かく動かします。
腕を身体の前で長時間支える姿勢や、肘・前腕を支えにくい姿勢が続くと、肩周囲に負担を感じる場合があります。
また、手首や親指を繰り返し使うことで、肩以外の部分に痛みが生じることもあります。
手首や親指の付け根が痛む場合は、肩こりとは別に腱鞘炎などが関係している可能性もあります。
対戦ゲームなどに集中しているとき、無意識に肩に力が入ると感じる方もいます。
精神的な緊張やストレスは、肩こりに関係する要因の一つです。
ただし、肩こりをすべて緊張やストレスだけで説明することはできません。
首や肩の痛みが繰り返す場合は、作業環境だけでなく、必要に応じて医学的な原因を確認することも重要です。
ゲーム機器によって、画面の位置や腕の使い方は異なります。
特定のゲーム機器が必ず肩こりを起こすわけではありませんが、どのような姿勢で操作しているかを確認すると、負担を見直しやすくなります。
PCゲームでは、モニター、キーボード、マウスの位置が作業姿勢に関係します。
画面が遠すぎると顔を近づけたくなる場合があり、マウスが遠いと腕を前へ伸ばした姿勢になりやすくなります。
次の点を確認してみましょう。
コントローラーを持つ場合、手首や肘を不自然に曲げ続けていないか確認しましょう。
腕を支えにくい場合は、椅子の肘掛けやクッションなどを利用して楽な位置を探すことも一つの方法です。
ただし、無理に腕を固定し続けるのではなく、プレイの区切りで姿勢を変えることも大切です。
携帯型ゲーム機では、膝の上など低い位置で画面を見続けると、首を前へ傾けた姿勢になりやすくなります。
画面を見やすい位置へ調整する、必要に応じてスタンドなどを利用する、長時間同じ角度で首を保たないなどの方法を検討しましょう。
ただし、画面を高く持ち上げ続けると腕への負担が増える場合もあります。
首だけでなく、腕や肩も楽に保てる配置が重要です。
ゲームによる首肩の不調を減らすためには、無理に背筋を伸ばし続けることよりも、画面・椅子・操作機器の位置を見直し、姿勢を変える機会をつくることが大切です。
画面を見上げ続けたり、大きく下を向いたりしなくても見やすい位置を探しましょう。
モニターの高さだけでなく、画面との距離や文字の大きさ、映り込みなども確認してください。
見えにくさによって画面へ顔を近づけている場合は、表示設定や視力の状態を確認することも役立ちます。
椅子や机が合っていないと、肩をすくめたり、腕を前へ伸ばしたりする姿勢になることがあります。
足を安定して置けるか、キーボードやマウスを無理なく操作できるか、肘や前腕を支えられるかを確認しましょう。
椅子を高くするだけで改善するとは限らないため、机と椅子を合わせて調整することが重要です。
長時間のゲームでは、対戦やステージの区切りなどを利用して姿勢を変える機会をつくりましょう。
立ち上がる、少し歩く、腕を下ろすなど、同じ姿勢から離れることも対策の一つです。
適切な休憩の間隔は人によって異なりますが、痛みや張りが強くなるまで同じ姿勢を続けないようにしましょう。
肩こりを感じたときに首を強く回したり、痛い方向へ大きく伸ばしたりすることは避けましょう。
痛みがない範囲で首や肩を動かし、楽な姿勢を探すことが大切です。
首を動かすと腕まで痛みが広がる、手がしびれるなどの場合は、ストレッチを続けず整形外科で相談してください。
夜遅くまでゲームを続けて睡眠時間が短くなると、疲労が蓄積した状態で翌日を過ごすことがあります。
また、仕事や勉強でも長時間パソコンを使う方では、ゲーム以外の時間にも首肩へ負担がかかっている場合があります。
ゲーム中の姿勢だけでなく、生活全体で同じ姿勢が続いていないか、十分な休息が取れているかを確認しましょう。
プレイ前:モニター・椅子・マウス・コントローラーの位置を調整
プレイ中:肩をすくめたり、首を前へ突き出したりしていないか確認
休憩時:腕を下ろし、立ち上がるなどして姿勢を変える
プレイ後:強い痛みやしびれが残る場合は無理な運動を避ける
ゲーム中やゲーム後に首肩が痛む場合でも、すべてが筋肉の張りによる肩こりとは限りません。
頚椎や神経、肩関節などの病気が関係していることもあります。
頚椎症性神経根症や頚椎椎間板ヘルニアなどでは、首から肩、腕、手指へ痛みやしびれが広がることがあります。
また、手の感覚が鈍い、腕や手に力が入りにくいといった症状が生じる場合もあります。
ゲーム操作中に手がしびれる、首を動かすと腕まで痛い場合は、単なる肩こりと決めつけず診察を受けましょう。
ゲーム後に首を動かすと痛い場合、首周囲の筋肉や関節などが関係していることがあります。
ただし、痛みが強い、首をほとんど動かせない、症状が繰り返す場合は、原因を確認することが重要です。
首を強くひねって音を鳴らしたり、痛みを我慢してストレッチをしたりすることは避けましょう。
ゲーム中に親指の付け根や手首が痛む場合、肩こりとは別に腱鞘炎などが関係している可能性があります。
また、指のしびれや感覚の変化がある場合には、手首や肘などの末梢神経の問題が関係することもあります。
手首や指の症状が続く場合は、整形外科で相談しましょう。
首肩の張りとともに頭痛を感じる方もいます。
しかし、頭痛の原因はさまざまであり、ゲーム後の頭痛が必ず肩こりによるものとは限りません。
普段と異なる頭痛や、繰り返す強い頭痛、吐き気などがある場合は、適切な診療科で原因を確認しましょう。
救急対応を優先したい症状
突然の激しい頭痛、意識障害、突然の片側の手足の麻痺、顔の動かしにくさ、ろれつが回らない、発熱を伴う強い頭痛や首の硬さなどがある場合は、通常の肩こり診療を待たず、119番への通報を含む救急対応を優先してください。
ゲーム環境や休憩の取り方を見直しても肩こりや首肩の張りが続く場合は、整形外科で原因を確認し、症状に応じて治療を検討します。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、肩こりに対する自由診療の一つとしてハイドロリリースを取り扱っています。
ただし、ゲーム後に肩がこるという理由だけで、ハイドロリリースが適していると判断することはできません。
ハイドロリリースは、超音波(エコー)で筋肉・筋膜周囲などの組織を確認しながら、組織の間へ液体を注入する治療です。
西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースに生理食塩水を使用しています。
診察で筋肉・筋膜周囲などが症状に関係していると判断された場合に、肩の痛みや張りの軽減を目指して検討することがあります。
ハイドロリリースでは、液体の注入によって組織の層の間が広がる様子を、エコー画像で確認できる場合があります。
一般に「筋膜をはがす」と表現される場合がありますが、筋膜を切断する治療ではありません。
また、エコー画像で組織の層が広がったからといって、病的な癒着が証明されたり、肩こりの原因が確定したりするわけではありません。
筋肉・筋膜周囲などが症状に関係している場合、施術後に痛みや張りが軽減することがあります。
ただし、効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
また、ハイドロリリースによって、長時間のゲーム中に同じ姿勢を続けることや、腕を支える負担そのものがなくなるわけではありません。
ゲームによる肩こりの再発を必ず防げるという十分な根拠もありません。
施術を検討する場合も、ゲーム環境や休憩の取り方を見直すことが大切です。
肩こりに対するハイドロリリース
両肩1回 5,500円(税込)
自由診療・保険適用外。診察後に施術の適応を判断します。
※料金・施術条件は変更となる場合があります。診察料の取り扱いを含む総費用は予約時にご確認ください。
必要な施術回数や間隔は、症状や施術後の経過によって異なります。
ハイドロリリースには、以下のようなリスクがあります。
エコーで組織を確認していても、これらのリスクが完全になくなるわけではありません。
抗凝固薬などを服用している方や、薬剤・消毒薬などへのアレルギー歴がある方は、診察時に医師へ伝えてください。
服用中の薬は自己判断で中止しないでください。
ハイドロリリースは、筋肉・筋膜周囲などの組織の間へ生理食塩水を注入する治療です。
一方、肩こりボトックスは、ボツリヌストキシン製剤によって筋肉の収縮を一時的に抑えることを目的とした治療です。
西新宿本院では、肩こりボトックス両側40単位16,500円(税込)などの料金設定があります。
ただし、肩こりボトックスでは筋力低下や肩のだるさなどが生じる可能性があります。
ゲームでは腕や手を繰り返し使うため、施術後の腕の動かしやすさや、日常生活への影響についても考慮する必要があります。
なお、肩こりを目的としたボツリヌストキシン製剤の使用は、国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用です。使用する製剤によっては国内未承認医薬品に該当する場合もあります。
施術は、症状や診察結果に応じて医師が適応を判断します。
関連記事|肩こりボトックスとハイドロリリースの違い・併用 →
新宿でゲーム後の肩こり・ハイドロリリースを相談したい方へ
「長時間ゲームをすると肩がガチガチになる」「ゲーム後の首肩の張りを繰り返す」「ハイドロリリースが自分に合うか確認したい」という方は、診察でご相談いただけます。
ハイドロリリース:両肩1回5,500円(税込)・自由診療
肩こり・ハイドロリリースの予約案内を見る →公式予約ページの「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」をご確認ください。診察結果や予約状況によっては当日施術できない場合があります。
ゲーム環境を見直しても肩こりや首の痛みを繰り返す、ゲームをしていない日にも症状が続く、腕や手指にしびれを伴う場合は、整形外科で相談できます。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、首・肩の痛みや張りについて診察し、必要に応じて検査や治療を検討します。
診察では、首や肩の痛みの場所、症状が出るタイミング、頚椎・肩関節の動き、腕や手指のしびれ、筋力低下の有無などを確認します。
必要に応じてX線(レントゲン)や超音波(エコー)などの検査を検討します。
頚椎や神経の病気が疑われ、詳しい検査が必要な場合は、MRIなどが可能な医療機関への紹介を検討することもあります。
すべての肩こりに画像検査が必要なわけではなく、画像所見だけで痛みの原因を確定できるわけでもありません。
ゲーム中だけ症状が出るのか、プレイ後や翌日まで続くのかを整理しておくと、診察時の参考になります。
画面を見る姿勢や、マウス・コントローラーを操作する腕の位置、長時間同じ姿勢を続けることなどが関係する場合があります。ただし、ゲーム中の肩こりだけで原因を特定できるわけではありません。
筋肉への負担が関係する場合は、痛みのない範囲で身体を動かすことが役立つ場合があります。ただし、首を動かすと強く痛む、腕まで痛みが広がる、しびれがある場合は無理なストレッチを避けてください。
椅子が身体や机の高さに合うことで負担を減らせる場合がありますが、ゲーミングチェアという名称だけで肩こりの改善が保証されるわけではありません。座面、背もたれ、肘掛けなどを含めて調整しましょう。
手首や親指の痛みには腱鞘炎などが関係する場合があります。肩こりとは別の問題の可能性があるため、症状が続く場合は整形外科で相談してください。
頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症、手首・肘などの末梢神経の障害が関係している場合があります。ただし、しびれがあるだけで特定の病気を診断することはできません。
筋肉・筋膜周囲などが症状に関係していると判断された場合に、治療候補になることがあります。ただし、ゲーム環境による負担そのものをなくす治療ではありません。効果や持続期間には個人差があります。
ゲーム中・ゲーム後の肩こりや首の痛みには、長時間同じ姿勢を続けること、モニターの位置、マウスやコントローラー操作で腕を支えることなどが関係している場合があります。
まずは、画面・椅子・机の位置を調整し、プレイの区切りで姿勢を変えるなど、無理のない対策を検討しましょう。
一方、首の痛みが続く、腕や手指にしびれがある、筋力が低下している場合は、頚椎や神経などの病気が関係している可能性もあります。
西新宿本院では、原因を評価したうえで肩こりに対するハイドロリリースなども検討できますが、注射によってゲーム中の身体的負担そのものがなくなるわけではありません。
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断や治療効果を保証するものではありません。症状の原因、検査・施術の適応、料金・リスクは医師の診察および最新の公式案内をご確認ください。
SBC整形外科クリニック西新宿本院の院長は、沼倉 裕堅医師です。
東北大学医学部医学科を卒業後、救急科・整形外科などで診療経験を重ねています。
首や肩の痛み・張りについて、症状や診察所見に応じて必要な検査・治療を検討します。
ゲーム後の肩こりを繰り返す場合や、首の痛みにしびれを伴う場合も、必要に応じて原因の評価や専門医療機関への紹介などを検討します。
SBC整形外科クリニック西新宿本院は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩2分、各線「新宿駅」から徒歩7分の整形外科クリニックです。
「ゲーム中に肩がこる」「長時間プレイすると首が痛くなる」「ゲーム後も首肩がつらい」といった症状について、一般整形外科でご相談いただけます。
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階
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