「移乗介助の後に肩がガチガチになる」「体位変換やおむつ交換が続くと首の付け根まで痛む」「夜勤明けは肩が重く、休んでもすっきりしない」と悩んでいませんか。
看護師・介護職の仕事では、患者さんや利用者さんの身体を支える、ベッド上で前かがみになる、腕を伸ばしてケアを行うなど、首・肩に負担のかかる動作があります。
移乗・介助の後に肩こりを繰り返す場合は、介助方法や福祉用具を見直すとともに、症状の原因を確認することが大切です。
一方、介助中に急に肩を痛めた、腕が上がらない、しびれや筋力低下があるといった場合は、単なる肩こりとは限りません。
この記事では、看護師・介護職の肩こりの原因と負担軽減策、西新宿本院で相談できるハイドロリリースの仕組み・料金・リスク、整形外科の受診目安を解説します。
先に結論|看護師・介護職の肩こりで確認したい3つのこと
移乗や体位変換の後に首肩が張る
身体を支える作業や前かがみ姿勢が負担に関係する場合があります。リフトなどを活用し、人力による抱え上げを減らしましょう。
休息しても肩こりを繰り返す
整形外科で原因を確認しましょう。筋肉・筋膜周囲などが症状に関係する場合は、ハイドロリリースが治療候補になることがあります。
介助中に急に痛めた・しびれや脱力がある
筋肉・腱の損傷や頚椎・神経の問題も考えられます。肩こり注射を先に選ばず、原因の評価を優先してください。
看護師・介護職の仕事では、患者さんや利用者さんの身体を支えたり、ベッド上でケアを行ったりします。
肩こりには、身体を支える動作だけでなく、前かがみ姿勢、同じ姿勢を続ける時間、作業環境などが関係する場合があります。
ただし、職業や症状だけで個々の肩こりの原因を確定することはできません。
移乗介助では、患者さんや利用者さんの立ち上がりを補助したり、身体の向きを調整したりすることがあります。
腕を前に伸ばして身体を支える、前かがみの姿勢を保つなどの動作が、首・肩周囲への負担につながる場合があります。
特に介助量が大きい場合、人力で身体を抱え上げようとすると、腰をはじめ介助者の身体に大きな負担がかかります。
全介助が必要な方については、人力による抱え上げを原則として避け、リフトなどの福祉用具を活用することが重要です。
体位変換やベッド上での上方移動では、対象者の身体を動かすために腕を伸ばし、上半身を前へ傾けることがあります。
ベッドが低すぎる、作業スペースが狭いなどの場合、前かがみや身体をひねる姿勢になりやすくなります。
また、対象者の身体を直接引っ張る介助方法は、介助者だけでなく対象者の皮膚や身体にも負担となる可能性があります。
清拭やおむつ交換では、身体を支えながらケアを行ったり、ベッドの奥へ手を伸ばしたりする場面があります。
入浴介助では、浴室の広さや設備によって、身体をひねる、腕を遠くに伸ばすといった動作が生じることもあります。
こうした作業が繰り返されることで、首の付け根や肩甲骨周囲の張りを感じる場合があります。
看護師・介護職は身体介助のほかに、記録や申し送り、パソコン作業などを行うこともあります。
身体介助が続いた後に、首を前へ傾けた姿勢で記録を行うなど、異なる作業が連続する場合があります。
夜勤に伴う疲労や睡眠不足が痛みの感じ方に影響することもありますが、夜勤そのものが肩こりの原因と断定できるわけではありません。
どの作業の後に症状が強くなるのか、仕事のどの時間帯につらくなるのかを把握することが大切です。
看護師・介護職の肩こり対策では、勤務後のマッサージだけでなく、仕事中の身体的負担を減らすことが重要です。
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」では、全介助が必要な対象者にはリフトなどを積極的に使用し、原則として人力による抱え上げを行わせないことが示されています。
これは主に腰痛予防を目的とした指針ですが、移乗・介助に伴う身体的負担を考えるうえでも重要な考え方です。
移乗介助の方法は、対象者が立位や座位を保持できるか、どの程度動作に参加できるかなどによって異なります。
全介助が必要な方
リフトなどを積極的に使用し、人力での抱え上げを原則として避けます。
座位を保持できる方
身体機能に応じて、スライディングボードなどの使用を検討します。
立位を保持できる方
状態に応じて、立位を補助する機器などの使用を検討します。
実際の方法は、対象者の身体機能や認知機能、協力度、施設の設備などによって異なります。
施設の手順に従い、必要に応じてリハビリテーション専門職などと相談してください。
ベッド上での体位変換や上方移動では、スライディングシートなどを活用できる場合があります。
身体を直接引っ張る動作を減らし、作業の負担を軽減できる可能性があります。
ただし、用具の種類や対象者の状態に合わない使用方法では、安全性に問題が生じる可能性があります。
用具の説明書と施設の手順に従って使用しましょう。
ベッドが低すぎる場合は、ケア中に深く前かがみになりやすくなります。
対象者の安全を確保しながら、ケアの内容に適した高さや作業スペースを検討しましょう。
作業終了後は転落防止などに配慮し、適切なベッドの高さへ戻すことも重要です。
介助量の大きい作業を一人で抱え込まないことは重要です。
ただし、介助人数を増やすだけで、人力による抱え上げが必ず安全になるわけではありません。
福祉用具や作業手順、介助体制を含めて見直すことが大切です。
移乗や体位変換の後、可能であれば腕を楽な位置へ戻す、立ち上がる、少し歩くなど、同じ姿勢を続けない工夫をしましょう。
介助前: 対象者の状態・用具・介助体制を確認
介助中: 無理な抱え上げや身体のひねりを減らす
介助後: 腕を下ろし、姿勢を変える機会をつくる
詳しい対策は、厚生労働省「保健衛生業における腰痛の予防」をご覧ください。
介助方法や作業環境を見直しても、首・肩の張りや痛みを繰り返す場合があります。
そのような場合は、整形外科で原因を確認し、必要に応じて治療を検討することも選択肢です。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、肩こりに対する自由診療の一つとしてハイドロリリースを取り扱っています。
ハイドロリリースは、超音波(エコー)で筋肉・筋膜周囲などの組織や神経・血管の位置を確認しながら、組織の間へ液体を注入する治療です。
西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースに生理食塩水を使用しています。
筋肉・筋膜周囲などが症状に関係すると判断された場合、痛みや張りの軽減を目指して検討することがあります。
組織の間へ液体を注入すると、エコー画像上で組織の層の間が広がる様子を確認できる場合があります。
ハイドロリリースは「筋膜をはがす」と説明されることもありますが、筋膜を切断する治療ではありません。
組織の層が広がることと、病的な癒着が証明されることは同じではありません。
エコー画像だけで、肩こりの原因が確定したり、施術後の症状軽減が保証されたりするわけではありません。
移乗介助後に首肩の張りが続く、肩甲骨周囲の痛みを繰り返すなどの場合は、診察で症状の原因を確認します。
そのうえで筋肉・筋膜周囲などが症状に関係していると判断された場合には、ハイドロリリースが治療候補になることがあります。
ただし、看護師・介護職であることや、移乗介助を行っていることだけで適応が決まるわけではありません。
介助中に急に肩を痛めた、腕が上がらない、しびれがあるなどの場合には、外傷や頚椎・神経の状態を先に確認する必要があります。
施術後に痛みや張りが軽減する場合がありますが、効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
筋筋膜性疼痛などに対する研究はあるものの、看護師・介護職の職業性肩こりに対する長期的な有効性が十分に確立されているわけではありません。
また、施術によって移乗や体位変換などの仕事の負担がなくなるわけではありません。
症状の軽減を目指す治療と、職場の作業方法・環境の見直しを分けて考えることが重要です。
西新宿本院では、肩こりに対する自由診療としてハイドロリリースと肩こりボトックスを取り扱っています。
それぞれ仕組みやリスクが異なるため、症状・身体の状態・仕事内容を踏まえて検討します。
ハイドロリリース
両肩1回 5,500円(税込)
自由診療・保険適用外。施術の適応は診察で判断します。
※料金・施術条件は変更される場合があります。診察料の取り扱いを含め、最新の総費用は予約時にご確認ください。
施術後に比較的早く症状の変化を感じる方もいますが、全員に同じ効果が現れるわけではありません。
持続期間には個人差があり、必ず一定期間効果が続くと保証することはできません。
施術回数や間隔にも全員共通の基準はなく、初回施術後の経過を確認して追加施術や治療方針の見直しを検討します。
十分な効果がない場合や症状が悪化した場合は、注射を繰り返す前に原因を再評価することが重要です。
ハイドロリリースは注射治療のため、次のようなリスクがあります。
エコーで周囲の組織を確認しても、これらのリスクが完全になくなるわけではありません。
血液を固まりにくくする薬を服用している方や、注射・消毒薬によるアレルギー歴がある方は、診察時に医師へ伝えてください。
服用中の薬を自己判断で中止しないでください。
ハイドロリリースは、筋肉・筋膜周囲などの組織の間へ生理食塩水を注入する治療です。
一方、肩こりボトックスは、ボツリヌストキシン製剤を使用して筋肉の収縮を一時的に抑えることを目的とします。
看護師・介護職では患者さんや利用者さんの身体を支える業務があるため、筋力低下などが介助動作に与える影響も考慮する必要があります。
なお、肩こりを目的とするボツリヌストキシン製剤の使用は、国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用です。使用する製剤によっては国内未承認医薬品に該当する場合があります。
施術後の仕事への復帰は、注射部位や施術後の症状、仕事内容によって異なります。
看護師・介護職では、移乗介助、体位変換、入浴介助などで肩や腕を使用するため、施術前に業務内容を医師へ伝えることが重要です。
当日の夜勤や身体介助を予定している場合は、業務再開や負荷の調整について、医師の説明を受けてください。
西新宿で肩こり・ハイドロリリースを相談したい方へ
「移乗介助の後に首肩がつらい」「ハイドロリリースが自分に適しているか知りたい」という段階から、医師の診察でご相談いただけます。
ハイドロリリース:両肩1回5,500円(税込)・自由診療
肩こり・ハイドロリリースの予約案内を見る →公式予約ページの「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」をご確認ください。診察結果や予約状況によっては、当日施術できない場合があります。
看護・介護の仕事で首や肩が痛くなった場合でも、すべてが筋肉の張りによる肩こりとは限りません。
特に、介助中に突然痛めた場合と、仕事の後に徐々に張りが強くなる場合では、考慮する原因が異なります。
仕事の後に首肩が重だるい
筋肉への負担が関係する場合がありますが、症状だけでは原因を特定できません。
移乗介助中に急に肩が痛くなった
筋肉・腱の損傷や肩関節周囲の外傷などを考慮します。
腕を上げると肩関節が痛い・力が入らない
腱板障害など、肩関節周囲の病気も考えられます。
首から腕・手指までしびれる
頚椎症性神経根症や末梢神経の障害などを考慮します。
特に、肩を動かせない、腕に力が入らない、しびれが続く場合は、肩こり注射を前提にせず整形外科で原因を確認することが重要です。
速やかな受診・救急対応が必要な場合
介助中の事故や転倒後に肩が変形した、腕を動かせないほど強く痛む場合は速やかに受診してください。突然の片側の手足の麻痺、ろれつが回らない、顔が動かしにくい、胸痛や息苦しさがある場合は119番への通報を含む救急対応を優先してください。
移乗介助や体位変換のたびに肩が痛む、休息しても症状が続く、仕事に支障が出ている場合は整形外科で相談できます。
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、首・肩の痛みについて診察し、必要に応じて検査や治療を検討します。
肩こり・ハイドロリリースを相談したい
自由診療の「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」の予約区分をご確認ください。適応は診察で判断します。
介助中の急な外傷・しびれ・筋力低下がある
原因の評価を優先し、一般整形外科の予約区分をご確認ください。
必要に応じてX線(レントゲン)や超音波(エコー)などの検査を検討します。
すべての肩こりに画像検査が必要なわけではなく、画像検査だけで痛みの原因を確定できるわけでもありません。
西新宿本院にはX線・超音波検査設備があります。MRI・CTは院内にありませんが、詳しい検査が必要な場合は対応可能な医療機関への紹介を検討します。
移乗介助などの業務中に肩を痛めた場合、業務との因果関係や発症の経緯などによって労災保険の対象になる可能性があります。
ただし、仕事中に症状が出たという理由だけで、必ず労災認定されるわけではありません。
介助中に急に痛めた場合は、発生日時、介助の内容、痛みが生じた動作などを整理し、勤務先へ報告しましょう。
労災保険による診療は通常の健康保険診療と取り扱いが異なります。受診先の対応状況や必要な手続きは事前にご確認ください。
なお、この記事で紹介する肩こりのハイドロリリースは、自由診療としての案内です。
身体を支えるときの腕の位置や前かがみ姿勢などが関係する場合があります。ただし、症状だけで原因を特定することはできません。
人力での抱え上げや体位変換の負担を減らすための方法ですが、肩こりの改善を保証するものではありません。対象者の状態に適した用具を使用することが重要です。
筋肉・腱の損傷なども考えられるため、注射を前提にせず、まず整形外科で原因を確認してください。
組織の位置や液体注入に伴う変化を確認できる場合があります。ただし、画像上の変化だけで病的な癒着や肩こりの原因を確定することはできません。
施術部位や症状、仕事内容によって異なります。当日の夜勤や身体介助を予定している場合は、施術前に医師へ伝え、業務再開の注意事項を確認してください。
看護師・介護職の仕事では、移乗介助や体位変換、清拭、入浴介助、記録業務などで首・肩に負担がかかる場合があります。
負担を減らすためには、リフトやスライディングシートなどの活用、ベッドの高さ、介助体制などを見直すことが重要です。
肩こりを繰り返す場合は整形外科で原因を確認し、必要に応じて治療を検討しましょう。
西新宿本院では、適応がある場合にハイドロリリースも検討できます。ただし、注射によって介助中の身体的負担がなくなるわけではありません。
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断や治療効果を保証するものではありません。検査・施術の適応や料金、リスクは診察および最新の公式案内をご確認ください。
SBC整形外科クリニック西新宿本院の院長は沼倉 裕堅医師です。
東北大学医学部医学科を卒業後、整形外科診療などの経験を重ねています。
首や肩の痛みについて、診察所見に応じて必要な検査や治療を検討します。ハイドロリリースについても適応とリスクを確認したうえで相談できます。
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩2分、各線「新宿駅」から徒歩7分の整形外科クリニックです。
移乗介助や体位変換の後に首・肩の痛みを繰り返す看護師・介護職の方も、一般整形外科での診察や肩こり治療についてご相談いただけます。
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階
アクセス:西新宿駅 徒歩2分/新宿駅 徒歩7分/都庁前駅 徒歩7分
診療時間:9:15~18:00(土曜・日曜・祝日も診療)
通常最終受付:平日・土曜17:00/日曜・祝日16:00
予約:平日予約優先/土日祝完全予約制
電話:0120-962-992
※診療時間・料金・受付制度は変更となる場合があります。最新の公式情報をご確認ください。労災保険による受診を希望する場合は、予約前にお問い合わせください。