「スケーリングが続くと首から肩がガチガチになる」「根管治療や支台歯形成の後、肩の張りがつらい」「休日に休んでも肩こりを繰り返す」と悩んでいませんか。
歯科医師・歯科衛生士の仕事では、患者さんの口腔内を確認するために首を前へ傾けたり、細かい器具操作のために腕の位置を保ったりする場面があります。
こうした作業が首・肩周囲の負担に関係する場合がありますが、すべての肩こりが姿勢だけで起こるわけではありません。
肩こりを繰り返す場合は、診療環境の見直しとともに、症状の原因を確認することが大切です。 西新宿本院では、適応がある場合に自由診療のハイドロリリースについても相談できます。
先に結論|歯科診療による肩こりで確認したい3つのこと
診療後に首・肩が張る
首を前へ傾けた姿勢や精密作業が負担に関係する場合があります。チェア・拡大鏡・器具の位置を見直しましょう。
肩こりや局所的な痛みを繰り返す
筋肉・筋膜周囲が症状に関係すると判断された場合、ハイドロリリースが治療候補になることがあります。
しびれ・筋力低下・器具の持ちにくさがある
頚椎や末梢神経などの病気も考慮します。肩こり注射より先に原因の評価が必要です。
歯科診療では、小さな口腔内を確認しながら器具を正確に操作する必要があります。
歯科医療従事者を対象とした研究でも、長時間の同一姿勢や反復作業などが、首・肩の筋骨格系症状と関連すると報告されています。
ただし、職業や姿勢だけで個々の症状の原因を断定することはできません。
患者さんの口腔内を直接見るために、頭を前へ倒したり、首を傾けたりすることがあります。
こうした姿勢が長く続くと、首の後ろや肩甲骨周囲の筋肉が姿勢を支えるために働き続け、張りや疲労感につながる場合があります。
根管治療や支台歯形成では、術野を確認しながらハンドピースやファイルを操作するため、頭や体幹の位置が固定されやすくなります。
また、上肢の位置を安定させるために肩周囲の筋肉が働き続ける場合があります。
スケーリングやSRP(スケーリング・ルートプレーニング)では、細かな部位を確認しながら器具を繰り返し操作します。
首・肩への負担に加え、手首や手指にも症状が現れることがあります。
指先のしびれや器具の握りにくさがある場合には、肩こりだけでなく末梢神経などの状態も考慮する必要があります。
処置中は患者さんの安全と診療の精度が優先されるため、姿勢を変えにくいことがあります。
予約が続く場合には、同じような姿勢や動作が繰り返され、診療後に首肩の張りを強く感じることも考えられます。
特にどの処置の後に症状が強くなるかを把握することが、負担軽減を考える手掛かりになります。
歯科医師・歯科衛生士の肩こり対策では、首や肩を強く揉むだけでなく、診療中の身体的負担を減らすことが重要です。
術野が低すぎる、身体から遠いなどの場合は、口腔内を確認するために首や体幹を大きく傾ける必要が生じます。
患者さんの体位や頭の向き、チェアの高さ、術者の座る位置などを確認しましょう。
ただし、最適な高さは処置内容や体格によって異なります。患者さんの安全性と診療の精度を優先してください。
拡大鏡やマイクロスコープの作業距離・視野が適切であれば、術野へ過度に顔を近づけずに処置できる場合があります。
一方、機器の設定が合っていないと無理な姿勢につながる可能性もあります。使用機器の調整状況を確認しましょう。
処置に応じた間接視や患者さんの頭位調整により、過度な頚部前屈を減らせる場合があります。
また、よく使用する器具を手の届きやすい位置に配置することで、腕を大きく伸ばす動作を減らせる場合があります。
患者さんの入れ替わりや処置の区切りに、腕を楽な位置へ戻す、立ち上がる、首や肩を痛みのない範囲で動かすなどの工夫をしましょう。
診療前: チェアと器具の位置を確認
診療中: 首の傾きや上肢の位置を必要に応じて見直す
診療後: 腕を下ろし、同じ姿勢を続けない
ただし、首を動かすと腕にしびれが広がる、肩関節に強い痛みがある場合は無理なストレッチを避け、医療機関で相談してください。
肩甲骨周囲の痛みが中心の方は、新宿で肩甲骨の内側が痛い・こる場合の原因と受診目安も参考にしてください。
診療姿勢や作業環境を見直しても、肩こりや首肩の張りを繰り返す場合があります。
そのような場合には、原因を確認したうえで治療を検討することも選択肢です。
西新宿本院では、肩こりに対する自由診療の一つとしてハイドロリリースを取り扱っています。
ハイドロリリースは、超音波(エコー)で筋肉・筋膜周囲や神経・血管などを確認しながら、組織の間へ液体を注入する治療です。
西新宿本院では、肩こりに対するハイドロリリースに生理食塩水を使用しています。
筋肉・筋膜周囲などが症状に関係していると判断された場合に、痛みや張りの軽減を目指して検討することがあります。
「筋膜をはがす」と表現されることもありますが、筋膜を切断する治療ではありません。
また、エコー画像で組織の層が広がったことだけで、その部分が肩こりの唯一の原因だと判断することはできません。
例えば、診療後に首から肩にかけて張りを感じる、肩甲骨周囲の痛みを繰り返す、特定の場所を押すと痛いといった場合は、診察で原因を確認します。
そのうえで筋肉・筋膜周囲などが症状に関係していると判断された場合、ハイドロリリースが治療候補となることがあります。
歯科医師・歯科衛生士であることや、前かがみ姿勢で仕事をしていることだけで、注射治療の適応が決まるわけではありません。
ハイドロリリース後に痛みや張りが軽減する場合がありますが、効果には個人差があります。
筋筋膜性疼痛への研究はありますが、歯科医療従事者の職業性肩こりに対する長期的な効果が十分に確立されているわけではありません。
注射後も診療中の頚部前屈や上肢の反復作業による負担は続くため、症状を繰り返す可能性があります。
治療だけでなく、診療環境を見直すことも重要です。
西新宿本院では、肩こりに対する自由診療としてハイドロリリースと肩こりボトックスを取り扱っています。
それぞれ治療の仕組みが異なり、症状や仕事内容、身体の状態などによって適応を検討します。
肩こりハイドロリリース
両肩1回 5,500円(税込)
自由診療・保険適用外。診察の結果、施術を行わない場合があります。
ハイドロリリースは組織の間へ液体を注入する治療です。
一方、肩こりボトックスはボツリヌストキシン製剤を用いて筋肉の収縮を一時的に抑えることを目的とした治療です。
歯科医療従事者の場合、肩や腕の筋力低下などが精密作業に影響する可能性も考慮する必要があります。
なお、肩こりを目的とするボツリヌストキシン製剤の使用は、国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用です。製剤によっては国内未承認のものもあるため、使用製剤やリスクについて説明を受けてください。
ハイドロリリースに全員共通の施術回数や間隔はありません。
1回の施術後に症状の変化を確認し、必要に応じて追加施術や治療方針の再評価を検討します。
効果がない場合や悪化した場合は、同じ治療を繰り返す前に原因を確認することが重要です。
ハイドロリリースは注射治療のため、次のようなリスクがあります。
エコーで周囲を確認しても、リスクが完全になくなるわけではありません。
抗凝固薬などを服用している場合やアレルギーがある場合は、診察時に医師へ伝えてください。服用中の薬は自己判断で中止しないでください。
歯科診療への復帰は、施術部位や症状、仕事の内容によって異なります。当日の診療予定がある場合は、施術前に相談しましょう。
ハイドロリリースが自分に合うか相談したい方へ
「スケーリングや根管治療の後に首肩がつらい」「肩こり注射について詳しく知りたい」という段階でも、西新宿本院でご相談いただけます。
ハイドロリリース:両肩1回5,500円(税込)・自由診療
肩こり・ハイドロリリースの予約案内を見る →公式予約ページの「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」をご確認ください。診察の結果、施術を行わない場合があります。
歯科診療で首や肩に負担がかかることはありますが、すべての痛みが筋肉の疲労によるものとは限りません。
首から肩にかけて広く張る
筋肉への負担などが関係する場合がありますが、症状だけで原因を特定することはできません。
首から腕・手指へ痛みやしびれが広がる
頚椎症性神経根症など、頚椎や神経の問題も考慮します。
手指がしびれる・器具を握りにくい
手根管症候群など、末梢神経の問題も考えられます。
腕を上げると肩関節が痛む
腱板障害など、肩関節周囲の病気も考慮します。
特に、器具を落としやすくなった、細かい操作が難しくなった、筋力低下が進んでいる場合は、単なる肩こりと判断せず受診を検討してください。
急な麻痺・進行する脱力がある場合
進行する筋力低下は速やかな医療機関での評価が必要です。突然の片側の手足の麻痺、顔の動かしにくさ、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、119番への通報を含めた救急対応を優先してください。
肩こりを繰り返す、診療中の痛みで仕事に集中しにくい、休日にも症状が続く場合は、整形外科で相談できます。
西新宿本院では、首・肩の痛みや張りについて診察し、症状に応じて必要な検査や治療を検討します。
肩こりに対するハイドロリリースなどの自由診療について相談したい場合は、公式予約ページの「肩こりボトックス/ハイドロリリース注射」をご確認ください。
一方、腕のしびれ・筋力低下・強い肩関節痛などがある場合は、注射治療を前提にせず、一般整形外科で原因の評価を優先することが大切です。
必要に応じてX線や超音波(エコー)などの検査を検討します。すべての肩こりに画像検査が必要なわけではありません。
西新宿本院にはX線・超音波検査設備があります。院内にMRI・CTはありませんが、詳しい検査が必要な場合は対応可能な医療機関への紹介を検討します。
歯科診療中に症状が出たという理由だけで、必ず労災保険の対象になるわけではありません。
業務との因果関係や症状の経過、勤務形態などによって判断されます。
労災保険の利用を検討する場合は、勤務先や受診先へ対応状況を確認してください。
本記事で紹介する肩こりのハイドロリリースは、自由診療としての案内です。
首を前へ傾けることや、器具を一定の位置で操作することが関係する場合があります。ただし、姿勢だけで原因を特定することはできません。
作業距離や視野が適切であれば、無理な姿勢を減らせる場合があります。ただし、機器の使用だけで肩こりの改善を保証するものではありません。
筋肉・筋膜周囲などが症状に関係している場合には治療候補になることがあります。ただし、歯科医療従事者に対する長期的な有効性は十分に確立されておらず、適応は診察で判断します。
全員共通の施術回数はありません。1回の施術後に症状の変化を確認し、必要に応じて追加施術や原因の再評価を検討します。
施術部位や症状、仕事内容によって異なります。精密な器具操作や長時間の診療を予定している場合は、事前に医師へ伝え、施術後の注意事項を確認してください。
歯科医師・歯科衛生士の仕事では、頚部前屈や精密な器具操作などが首・肩の負担に関係する場合があります。
チェアの高さ、拡大鏡の設定、器具の配置などを見直すことは、身体的負担を減らす方法の一つです。
肩こりを繰り返す場合には、整形外科で原因を確認し、必要に応じて治療を検討しましょう。
西新宿本院では、適応がある場合にハイドロリリースを検討することもできます。ただし、注射によって仕事中の負担がなくなるわけではありません。
施術の流れ・ダウンタイム・当日の注意点。
施術回数・間隔・経過観察の考え方。
肩こり注射を比較したい方へ。
肩こりの原因・治療・受診目安について。
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断や治療効果を保証するものではありません。自由診療の適応、総費用、リスクなどは診察時にご確認ください。
SBC整形外科クリニック西新宿本院の院長は、沼倉 裕堅医師です。
東北大学医学部医学科を卒業後、複数の医療機関で整形外科診療などの経験を重ねています。
首・肩の痛みや張りについて診察し、必要に応じてハイドロリリースなどの治療の適応を検討します。
西新宿本院は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩2分、各線「新宿駅」から徒歩7分の整形外科クリニックです。
診療中の肩こりや首・肩の張りを繰り返す歯科医師・歯科衛生士の方も、ハイドロリリースを含む治療についてご相談いただけます。
所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階
アクセス
西新宿駅 徒歩2分/新宿駅 徒歩7分/都庁前駅 徒歩7分
診療時間
9:15〜18:00(土曜・日曜・祝日も診療)
通常最終受付
平日・土曜17:00/日曜・祝日16:00
予約制度
平日:予約優先制/土日祝:完全予約制
電話番号
※診療時間・料金・受付制度は変更になる場合があります。最新情報をご確認ください。労災保険の利用を希望する場合は、事前にお問い合わせください。