西新宿で足の第2趾の付け根が歩くと痛い|フライバーグ病などの原因 | SBC整形外科クリニック

足の第2趾の付け根が歩くと痛い|若い人にも起こる骨のトラブルとは?

「足の人差し指にあたる第2趾の付け根が、歩くたびに痛い」「ぶつけた覚えはないのに、蹴り出すと同じ場所が痛む」「まだ若いのに、足指の付け根が腫れて動かしにくい」。

このような症状では、第2趾の付け根にある第2中足骨頭と第2MTP関節を中心に、骨・関節・その周囲の組織を確認します。

先に結論

第2趾の付け根が歩行や蹴り出しで繰り返し痛む場合、若い方では「フライバーグ病」を原因の一つとして確認します。

フライバーグ病は、中足骨の先端にある中足骨頭の骨・軟骨に起こる障害で、第2中足骨頭に最も多くみられます。

ただし、「第2趾の付け根が痛い=フライバーグ病」ではありません。第2中足骨の疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、モートン病などでも似た場所に痛みが出るため、痛む場所と症状の出方を合わせて確認します。

「若いから骨や関節の病気ではない」とは限りません

フライバーグ病は思春期から若年成人に多く、特に女性で多いことが知られています。一方で成人や男性にも起こるため、年齢や性別だけでは判断できません。

30秒で確認|今の症状はどれに近い?

第2趾の付け根・関節周辺が、歩く・蹴り出すと痛い
→ 第2中足骨頭や第2MTP関節の障害を確認します。

付け根が腫れ、第2趾を曲げ伸ばしすると痛い・硬い
→ フライバーグ病など、関節面を含む障害も確認します。

第2趾の付け根の足裏側が痛く、指が浮く・横へずれてきた
→ 足底板など、MTP関節を支える組織の障害も確認します。

運動量を増やしてから足の甲側の骨に沿って痛い
→ 第2中足骨の疲労骨折なども確認します。

第2〜3趾の間にしびれ・灼けるような痛みがある
→ モートン病など神経の障害も鑑別します。

先に「整形外科を受診する目安」を確認する →

第2趾の付け根が痛い|整形外科を受診する目安

一時的な軽い違和感で、運動量を減らすことで明らかに改善している場合には経過をみることもあります。

一方、次のような状態では原因を確認するため整形外科への相談をご検討ください。

歩くたびに第2趾の付け根の同じ場所が痛む
中足骨頭やMTP関節周辺の状態を確認します。
蹴り出し・つま先立ちで痛みが強くなる
前足部へ荷重するたびに症状が出る場合です。
第2趾の付け根が腫れている
MTP関節や中足骨頭周辺の状態を確認します。
第2趾を曲げ伸ばししにくい
関節面を含む障害がないか確認します。
第2趾が浮く・横へずれてきた
MTP関節を支える組織の障害や不安定性がないか確認します。
運動量を減らしても症状を繰り返す
単なる一時的な使いすぎ以外の原因も確認します。
痛みをかばって歩いている
歩き方が変わるほど症状がある場合は、同じ負荷を続けないようにします。

早めに医療機関へ相談したい状態

強い外傷後で体重をかけにくい、足趾や前足部が明らかに変形している、足先が白い・青紫色で明らかに冷たい、強いしびれがある、赤み・強い熱感と発熱を伴う場合などは、通常の様子見を続けず医療機関へ相談してください。

西新宿で「第2趾の付け根が歩くと痛い」とお困りの方へ

SBC整形外科クリニック西新宿本院では、足・足指の痛みを一般整形外科の保険診療で相談できます。

「若いのに足の関節が痛い」「第2趾の付け根だけ歩くと痛む」「疲労骨折なのか関節の問題なのか分からない」という段階から相談できます。

痛む場所、腫れ、関節の動き、第2趾の位置、運動歴などを確認し、必要に応じてX線検査などを検討します。

第2趾の付け根の痛みを相談する|整形外科保険診療

Web予約では「整形外科保険診療」をお選びください。
18歳未満の方は親権者の同伴が必要です。

若い人にも起こる「フライバーグ病」とは?

フライバーグ病は、中足骨の先端にある中足骨頭の骨・軟骨に変化が起こる病気です。

古くから中足骨頭の骨壊死・骨軟骨症として説明されてきましたが、現在は繰り返す微小な外力による軟骨下骨の損傷、足部の力学的要因、血流など複数の要因が関係すると考えられています。

最も多く障害されるのが第2中足骨頭で、第3中足骨頭などに起こる場合もあります。

フライバーグ病でみられることがある症状

・第2趾の付け根周辺の荷重時痛

・歩行の蹴り出しで強くなる痛み

・第2MTP関節周辺の腫れ

・第2趾を曲げ伸ばししにくい、関節が硬い

第2趾の付け根が歩くと痛い|主な原因

フライバーグ病

思春期から若年成人で、第2MTP関節周辺に荷重時痛・腫れ・可動域制限がある場合は、フライバーグ病を鑑別の一つとして考えます。

第2中足骨の疲労骨折

走る・跳ぶなどの負荷を繰り返すことで、第2中足骨に疲労骨折が起こることがあります。

「ぶつけていない」「歩けている」という情報だけでは否定できません。特に足の甲側の骨に沿った局所痛や、運動量を増やしたあとの痛みでは確認が必要です。

足の甲の中足骨に起こる疲労骨折の症状イメージ
SBC西新宿本院の「足の甲(中足骨)の疲労骨折」ページで使用している画像です。疲労骨折では中足骨の骨幹部周辺に局所痛が出ることがあります。

疲労骨折について詳しくは、 足の甲(中足骨)の疲労骨折の原因と治療・対処法 をご覧ください。

足底板など第2MTP関節周囲の障害

第2MTP関節の足裏側には、関節を支える足底板などの組織があります。

この部分を傷めると、付け根の足裏側に痛みが出るほか、第2趾が浮く・横へずれる・付け根が不安定に感じるなどの症状がみられることがあります。

モートン病など神経の障害

モートン病では、足趾へ向かう神経が圧迫され、足趾の付け根周辺に痛み・しびれ・灼熱感などが出ます。

モートン病で足趾へ向かう神経が圧迫されるイメージ
SBC西新宿本院のモートン病ページで使用している画像です。しびれ・灼熱感などの神経症状がある場合は、骨や関節以外の原因も確認します。

症状がこちらに近い方は、 西新宿本院|モートン病 も参考にしてください。

「どの面が痛いか」で原因を整理しやすくなる

第2趾の付け根・関節の上側〜周辺が痛い
フライバーグ病など、中足骨頭・MTP関節の障害を確認します。
第2中足骨の甲側に沿って局所的に痛い
疲労骨折など骨の障害を確認します。
第2趾の付け根の足裏側が痛い
足底板などMTP関節周囲の障害も確認します。
趾と趾の間にしびれ・灼熱感がある
モートン病など神経障害を確認します。

痛む場所は重要な手掛かりですが、症状が重なることもあります。患者さん自身が「骨・関節・神経のどれか」を判断する必要はありません。

受診後はどのように進む?

01 痛む場所と経過を確認
第2MTP関節の上側・足裏側・中足骨・趾間のどこが痛むか、運動歴も含めて確認します。
02 関節の動き・腫れ・趾の位置を診察
フライバーグ病だけでなく、足底板障害や神経症状なども含めて確認します。
03 必要に応じて画像検査
X線で骨・関節を確認し、さらに詳しい画像評価が必要な場合はMRIなどを検討します。
04 原因に合わせて負荷を調整
運動量、靴、装具、固定など必要な治療を状態に合わせて検討します。

フライバーグ病はレントゲンで分かる?

フライバーグ病が疑われる場合は、X線検査で中足骨頭やMTP関節の状態を確認することがあります。

SBC整形外科クリニック西新宿本院の直接撮影用X線装置
西新宿本院には直接撮影用X線装置があります。検査の必要性や撮影部位は、症状・診察所見から医師が判断します。

病気が進行すると、中足骨頭の硬化・扁平化・関節面の不整などがX線でみられることがあります。

一方、早い段階ではX線の変化が目立たないことがあります。症状や診察所見から骨・軟骨の詳しい評価が必要と判断した場合には、MRIなどを検討します。

第2中足骨の疲労骨折についても、初期にはX線で明瞭な変化が確認できない場合があります。

西新宿本院には院内MRI・CTはありません。より詳しい画像検査が必要と判断した場合は、対応可能な医療機関への紹介を検討します。

他院ですでにレントゲン・MRIなどを撮影している方は、画像データや検査結果を受診時にお持ちください。

西新宿で他院のレントゲン画像を持って整形外科を受診したい|CD・検査結果は持参できる?

フライバーグ病の治療は?

治療は、痛みの程度、画像所見、病気の進行度、年齢や活動内容などによって異なります。

初期には、痛む中足骨頭へかかる負担を減らす保存的治療を検討することが一般的です。

痛みを起こす運動負荷を減らす
走る・跳ぶ・長時間歩くなどで症状が出る場合は、痛みを我慢して同じ負荷を続けないようにします。
中足骨頭への荷重を分散する
症状に応じて靴の調整や足底装具などを検討することがあります。
症状が強い場合は患部を保護する
状態に応じて一時的な固定や荷重の調整を検討することがあります。
改善しない・進行している場合は治療方針を再評価する
保存的治療で十分な改善が得られない場合や関節面の変形が進んでいる場合は、足部を専門とする医療機関で手術を含めた治療が検討されることがあります。

「若いから放っておけば治る」とは限りません

歩行時痛・腫れ・可動域制限などが続いている場合は、痛みを我慢して部活動やスポーツを続けながら長期間様子を見るのではなく、現在の状態を確認してください。

足部の慢性的な痛みやスポーツによる負担については、 西新宿本院|足の慢性障害 もご覧ください。

若い人の第2趾の付け根痛を「成長痛」と決めつけない

10代や20代で足が痛むと、「部活動で使いすぎただけ」「成長期だから」と考えてしまうことがあります。

しかし、若年者でもフライバーグ病や疲労骨折など、骨・関節の障害が原因になることがあります。

同じ場所が歩くたびに痛む、付け根が腫れる、第2趾を動かしにくいといった症状が続く場合は、「若いから大丈夫」と自己判断せず原因を確認しましょう。

自分で強く曲げ伸ばしして確認する必要はありません

  • 痛みを我慢してランニング・ジャンプを続ける
  • 第2趾を強く曲げ伸ばしして何度も痛みを再現する
  • 痛む関節を強く揉み続ける
  • 痛みをかばった歩き方のまま長距離を歩く
  • 趾がずれている場合に自己流で強く矯正する

第2趾の付け根の痛みについてよくある質問

第2趾の付け根が痛ければフライバーグ病ですか?

いいえ。フライバーグ病は原因の一つですが、第2中足骨の疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、モートン病などでも似た場所に症状が出ます。痛む位置・腫れ・関節の動き・画像所見などを合わせて判断します。

高校生・大学生でもフライバーグ病になりますか?

はい。フライバーグ病は思春期から若年成人に多く、特に女性で多いことが知られています。ただし成人や男性にも起こるため、年齢や性別だけでは判断できません。

第2趾が少し浮いてきたのですが、フライバーグ病ですか?

趾が浮く・横へずれる症状では、足底板などMTP関節を支える組織の障害も確認します。フライバーグ病だけに特徴的な症状ではないため、関節の安定性を含めて評価します。

歩くと痛いのですが、スポーツを続けてもいいですか?

歩行や蹴り出しで同じ場所に痛みが出ている場合は、痛みを我慢してランニングやジャンプなどを続けないようにしてください。運動を再開できる時期は原因や回復状態によって異なります。

フライバーグ病は骨壊死ですか?

中足骨頭の骨壊死・骨軟骨障害として説明されることがありますが、病態は一つの原因だけでは説明できません。繰り返す微小外傷による軟骨下骨の損傷、足部の力学的要因、血流など複数の要因が関係すると考えられています。

レントゲンで異常がなければフライバーグ病ではありませんか?

早い段階ではX線上の変化が明瞭でないことがあります。症状や診察所見から詳しい評価が必要な場合は、MRIなどの追加画像検査を検討します。

モートン病とはどう違いますか?

モートン病では足趾間のしびれ・灼熱痛などの神経症状が手掛かりになります。フライバーグ病では中足骨頭・MTP関節周辺の荷重時痛、腫れ、関節の動かしにくさなどがみられることがあります。ただし症状だけで確定することはできません。

まとめ|若い人の第2趾の付け根痛ではフライバーグ病も確認

  • 第2趾の付け根には第2中足骨頭と第2MTP関節がある
  • フライバーグ病は第2中足骨頭に最も多い骨・軟骨の障害
  • 思春期〜若年成人、とくに女性に多いが成人・男性にも起こり得る
  • 歩行・蹴り出しで付け根周辺が痛み、腫れや可動域制限がみられることがある
  • 疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、モートン病との区別が必要
  • 早期ではX線変化が明瞭でない場合があり、必要に応じてMRIなどを検討する
  • 歩くたびに同じ場所が痛む場合は、負荷を続ける前に整形外科で原因を確認する

「まだ若いから大丈夫かな」と迷っていても、第2趾の付け根の同じ場所が繰り返し痛む段階で相談して構いません。

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参考情報

監修医師

SBC整形外科クリニック西新宿本院 院長 沼倉裕堅医師

SBC整形外科クリニック 西新宿本院 院長
沼倉 裕堅 医師

日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本四肢再建・創外固定学会に所属。

沼倉 裕堅医師のプロフィールを見る →

SBC整形外科クリニック 西新宿本院

西新宿本院では、第2趾の付け根を含む足・足指の痛みを一般整形外科の保険診療でご相談いただけます。

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第2趾の付け根が、歩くたびに痛む方へ

フライバーグ病、疲労骨折、MTP関節周囲の障害など、原因によって必要な治療は異なります。まず整形外科で痛む場所と現在の状態を確認します。

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本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断を行うものではありません。第2趾の付け根の痛みには、フライバーグ病、中足骨の疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、神経障害など複数の原因があります。必要な検査・治療は、症状の経過や診察所見をもとに医師が判断します。

監修医情報

SBC整形外科クリニック
西新宿本院院長

沼倉 裕堅 医師
ぬまくら ひろかた/Hirokata Numakura
経歴
東北大学医学部医学科 卒
湘南藤沢徳洲会病院 内科・救急科・整形外科
いわき市医療センター 整形外科
竹田綜合病院 整形外科
山形市立病院済生館 整形外科
Mahidol Univ. Ramathibodi hospital 整形外科(タイ)
いしがみ整形外科クリニック
SBC整形外科クリニック

運営者情報

運営クリニック SBC整形外科クリニック 西新宿本院
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 沼倉 裕堅 医師
医師紹介
SBC整形外科クリニック 西新宿本院
沼倉 裕堅 院長
Hirokata Numakura
【所属学会】
  • 日本整形外科学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本四肢再建・創外固定学会
【経歴】
  • 2017年
    Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学
  • 2018年
    東北大学医学部医学科 卒業
  • -
    湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科
  • -
    スカイ整形外科クリニック
  • 2020年
    いわき市医療センター 整形外科
  • 2021年
    竹田綜合病院 整形外科
  • 2022年
    山形市立病院済生館 整形外科
    いしがみ整形外科クリニック
    西新宿整形外科クリニック
  • 2025年
    SBC整形外科クリニック 西新宿本院