「足の人差し指にあたる第2趾の付け根が、歩くたびに痛い」「ぶつけた覚えはないのに、蹴り出すと同じ場所が痛む」「まだ若いのに、足指の付け根が腫れて動かしにくい」。
このような症状では、第2趾の付け根にある第2中足骨頭と第2MTP関節を中心に、骨・関節・その周囲の組織を確認します。
先に結論
第2趾の付け根が歩行や蹴り出しで繰り返し痛む場合、若い方では「フライバーグ病」を原因の一つとして確認します。
フライバーグ病は、中足骨の先端にある中足骨頭の骨・軟骨に起こる障害で、第2中足骨頭に最も多くみられます。
ただし、「第2趾の付け根が痛い=フライバーグ病」ではありません。第2中足骨の疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、モートン病などでも似た場所に痛みが出るため、痛む場所と症状の出方を合わせて確認します。
「若いから骨や関節の病気ではない」とは限りません
フライバーグ病は思春期から若年成人に多く、特に女性で多いことが知られています。一方で成人や男性にも起こるため、年齢や性別だけでは判断できません。
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第2趾の付け根・関節周辺が、歩く・蹴り出すと痛い
→ 第2中足骨頭や第2MTP関節の障害を確認します。
付け根が腫れ、第2趾を曲げ伸ばしすると痛い・硬い
→ フライバーグ病など、関節面を含む障害も確認します。
第2趾の付け根の足裏側が痛く、指が浮く・横へずれてきた
→ 足底板など、MTP関節を支える組織の障害も確認します。
運動量を増やしてから足の甲側の骨に沿って痛い
→ 第2中足骨の疲労骨折なども確認します。
第2〜3趾の間にしびれ・灼けるような痛みがある
→ モートン病など神経の障害も鑑別します。
一時的な軽い違和感で、運動量を減らすことで明らかに改善している場合には経過をみることもあります。
一方、次のような状態では原因を確認するため整形外科への相談をご検討ください。
早めに医療機関へ相談したい状態
強い外傷後で体重をかけにくい、足趾や前足部が明らかに変形している、足先が白い・青紫色で明らかに冷たい、強いしびれがある、赤み・強い熱感と発熱を伴う場合などは、通常の様子見を続けず医療機関へ相談してください。
西新宿で「第2趾の付け根が歩くと痛い」とお困りの方へ
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、足・足指の痛みを一般整形外科の保険診療で相談できます。
「若いのに足の関節が痛い」「第2趾の付け根だけ歩くと痛む」「疲労骨折なのか関節の問題なのか分からない」という段階から相談できます。
痛む場所、腫れ、関節の動き、第2趾の位置、運動歴などを確認し、必要に応じてX線検査などを検討します。
第2趾の付け根の痛みを相談する|整形外科保険診療
Web予約では「整形外科保険診療」をお選びください。
18歳未満の方は親権者の同伴が必要です。
フライバーグ病は、中足骨の先端にある中足骨頭の骨・軟骨に変化が起こる病気です。
古くから中足骨頭の骨壊死・骨軟骨症として説明されてきましたが、現在は繰り返す微小な外力による軟骨下骨の損傷、足部の力学的要因、血流など複数の要因が関係すると考えられています。
最も多く障害されるのが第2中足骨頭で、第3中足骨頭などに起こる場合もあります。
フライバーグ病でみられることがある症状
・第2趾の付け根周辺の荷重時痛
・歩行の蹴り出しで強くなる痛み
・第2MTP関節周辺の腫れ
・第2趾を曲げ伸ばししにくい、関節が硬い
思春期から若年成人で、第2MTP関節周辺に荷重時痛・腫れ・可動域制限がある場合は、フライバーグ病を鑑別の一つとして考えます。
走る・跳ぶなどの負荷を繰り返すことで、第2中足骨に疲労骨折が起こることがあります。
「ぶつけていない」「歩けている」という情報だけでは否定できません。特に足の甲側の骨に沿った局所痛や、運動量を増やしたあとの痛みでは確認が必要です。
疲労骨折について詳しくは、 足の甲(中足骨)の疲労骨折の原因と治療・対処法 をご覧ください。
第2MTP関節の足裏側には、関節を支える足底板などの組織があります。
この部分を傷めると、付け根の足裏側に痛みが出るほか、第2趾が浮く・横へずれる・付け根が不安定に感じるなどの症状がみられることがあります。
モートン病では、足趾へ向かう神経が圧迫され、足趾の付け根周辺に痛み・しびれ・灼熱感などが出ます。
症状がこちらに近い方は、 西新宿本院|モートン病 も参考にしてください。
痛む場所は重要な手掛かりですが、症状が重なることもあります。患者さん自身が「骨・関節・神経のどれか」を判断する必要はありません。
フライバーグ病が疑われる場合は、X線検査で中足骨頭やMTP関節の状態を確認することがあります。
病気が進行すると、中足骨頭の硬化・扁平化・関節面の不整などがX線でみられることがあります。
一方、早い段階ではX線の変化が目立たないことがあります。症状や診察所見から骨・軟骨の詳しい評価が必要と判断した場合には、MRIなどを検討します。
第2中足骨の疲労骨折についても、初期にはX線で明瞭な変化が確認できない場合があります。
西新宿本院には院内MRI・CTはありません。より詳しい画像検査が必要と判断した場合は、対応可能な医療機関への紹介を検討します。
他院ですでにレントゲン・MRIなどを撮影している方は、画像データや検査結果を受診時にお持ちください。
西新宿で他院のレントゲン画像を持って整形外科を受診したい|CD・検査結果は持参できる?
治療は、痛みの程度、画像所見、病気の進行度、年齢や活動内容などによって異なります。
初期には、痛む中足骨頭へかかる負担を減らす保存的治療を検討することが一般的です。
「若いから放っておけば治る」とは限りません
歩行時痛・腫れ・可動域制限などが続いている場合は、痛みを我慢して部活動やスポーツを続けながら長期間様子を見るのではなく、現在の状態を確認してください。
足部の慢性的な痛みやスポーツによる負担については、 西新宿本院|足の慢性障害 もご覧ください。
10代や20代で足が痛むと、「部活動で使いすぎただけ」「成長期だから」と考えてしまうことがあります。
しかし、若年者でもフライバーグ病や疲労骨折など、骨・関節の障害が原因になることがあります。
同じ場所が歩くたびに痛む、付け根が腫れる、第2趾を動かしにくいといった症状が続く場合は、「若いから大丈夫」と自己判断せず原因を確認しましょう。
いいえ。フライバーグ病は原因の一つですが、第2中足骨の疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、モートン病などでも似た場所に症状が出ます。痛む位置・腫れ・関節の動き・画像所見などを合わせて判断します。
はい。フライバーグ病は思春期から若年成人に多く、特に女性で多いことが知られています。ただし成人や男性にも起こるため、年齢や性別だけでは判断できません。
趾が浮く・横へずれる症状では、足底板などMTP関節を支える組織の障害も確認します。フライバーグ病だけに特徴的な症状ではないため、関節の安定性を含めて評価します。
歩行や蹴り出しで同じ場所に痛みが出ている場合は、痛みを我慢してランニングやジャンプなどを続けないようにしてください。運動を再開できる時期は原因や回復状態によって異なります。
中足骨頭の骨壊死・骨軟骨障害として説明されることがありますが、病態は一つの原因だけでは説明できません。繰り返す微小外傷による軟骨下骨の損傷、足部の力学的要因、血流など複数の要因が関係すると考えられています。
早い段階ではX線上の変化が明瞭でないことがあります。症状や診察所見から詳しい評価が必要な場合は、MRIなどの追加画像検査を検討します。
モートン病では足趾間のしびれ・灼熱痛などの神経症状が手掛かりになります。フライバーグ病では中足骨頭・MTP関節周辺の荷重時痛、腫れ、関節の動かしにくさなどがみられることがあります。ただし症状だけで確定することはできません。
「まだ若いから大丈夫かな」と迷っていても、第2趾の付け根の同じ場所が繰り返し痛む段階で相談して構いません。
西新宿本院では、第2趾の付け根を含む足・足指の痛みを一般整形外科の保険診療でご相談いただけます。
| 所在地 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階 |
|---|---|
| アクセス |
西新宿駅 徒歩2分 新宿駅 徒歩7分 都庁前駅 徒歩7分 |
| 診療時間 | 9:15〜18:00 |
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平日・土曜日 17:00 日曜日・祝日 16:00 |
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| 画像検査 |
直接撮影用X線装置・レントゲンPACSシステムあり ※院内MRI・CTなし。必要時は対応可能な医療機関への紹介を検討します。 |
| 電話番号 | 0120-962-992 |
※18歳未満の患者様は親権者の同伴が必要です。
※臨時休診・受付時間変更がある場合があります。受診前に公式ページ・Web予約画面で最新情報をご確認ください。
第2趾の付け根が、歩くたびに痛む方へ
フライバーグ病、疲労骨折、MTP関節周囲の障害など、原因によって必要な治療は異なります。まず整形外科で痛む場所と現在の状態を確認します。
西新宿本院の整形外科保険診療を予約する本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断を行うものではありません。第2趾の付け根の痛みには、フライバーグ病、中足骨の疲労骨折、足底板などMTP関節周囲の障害、神経障害など複数の原因があります。必要な検査・治療は、症状の経過や診察所見をもとに医師が判断します。