「指の骨折で固定が外れたのに、思ったより曲がらない」「握っても指先が手のひらまで届かない」「骨は治ってきたと言われたのに、以前のように指を使えない」。
指を一定期間固定すると、骨折部だけでなく関節・腱・周囲の軟部組織にも動かしにくさが残り、固定解除後にこわばりを感じることがあります。
先に結論
指の骨折後は、固定が外れてもすぐ元どおりに曲げ伸ばしできるとは限りません。
骨折部が安定し、医師から動かしてよいと説明されている場合は、許可された範囲で少しずつ動きを取り戻していきます。
ただし、全員が通院リハビリを必要とするわけではありません。ほとんど曲がらない・改善が止まっている・生活で使いにくい・指の向きがおかしい場合は、まず整形外科で現在の状態を確認し、リハビリが必要か判断します。
固定が外れた=強く曲げてもよい、ではありません
骨折した部位、骨のずれ、関節面まで骨折していたか、手術の有無などによって、安全に動かせる時期や負荷は異なります。現在の主治医から運動制限を受けている場合は、その指示を優先してください。
30秒で確認|今の状態はどれに近い?
固定解除後から、少しずつ曲がる範囲が広がっている
→ 指示された範囲で動かしながら経過を見る場合があります。
指先が手のひらまで届かず、握る・つまむ動作に困る
→ 可動域を確認し、リハビリが必要か検討します。
支えて動かせば曲がるのに、自分の力では十分に曲げられない
→ 関節の硬さだけでなく、腱の滑走や筋力なども確認します。
握ると骨折した指が隣の指へ重なる・交差する
→ 骨折後の骨の向き・回旋を確認するため、再診をご検討ください。
固定を外した直後に、ある程度指が硬いこと自体はあります。
一方、次のような場合は「固定していたから仕方ない」と自己判断せず、整形外科で現在の状態を確認してください。
早めに医療機関へ相談したい状態
指先が白い・青紫色で明らかに冷たい、急に強いしびれ・感覚低下が出た、痛みや腫れが急激に悪化した、手術後の傷に強い赤み・膿・排液がある場合などは、通常の固定後のこわばりとして様子を見ず医療機関へ相談してください。
西新宿で「固定が外れたのに指が曲げにくい」とお困りの方へ
SBC整形外科クリニック西新宿本院では、骨折後の経過や指の動かしにくさを一般整形外科の保険診療で相談できます。
「この硬さは普通?」「どこまで動かしていい?」「リハビリへ通った方がいい?」という段階から相談できます。
まず骨折後の状態、関節の動き、指の向き、腱の働きなどを確認し、そのうえで必要な治療・リハビリを検討します。
指の骨折後の曲げにくさを相談する|整形外科保険診療
Web予約では「整形外科保険診療」をお選びください。
18歳未満の方は親権者の同伴が必要です。
骨折部の治癒が進んだことと、指の機能が元どおりになったことは同じではありません。
固定を外せる段階でも、関節・腱・腫れ・筋力などは回復途中の場合があります。
一定期間指を動かしていないと、関節周囲の組織が硬くなり、曲げ伸ばしできる範囲が狭くなることがあります。指には複数の小さな関節があるため、それぞれの制限がわずかでも「最後まで握れない」と感じることがあります。
固定が終了しても指の腫れが残っている場合があります。関節周囲が腫れていると、最後まで曲げる・伸ばす動きが制限されることがあります。
指を曲げ伸ばしするときは、屈筋腱・伸筋腱が周囲の組織に対して滑らかに動く必要があります。
骨折や固定のあとに周囲組織との滑走が低下すると、関節には動く余地があっても、自分の力では十分に動かしにくいことがあります。
ただし、この症状だけで腱損傷や癒着を診断することはできません。診察で関節の硬さと腱の働きを分けて確認します。
「また折れそうで怖い」と指をほとんど使わないことで、動きが戻りにくくなる場合があります。一方、早く戻そうとして強い痛みを我慢しながら押し曲げる必要もありません。
重要なのは「早く動かす」ではなく「安全に動かせる段階で適切に動かす」
指の関節は固定が続くと硬くなりやすい一方、運動開始時期は骨折の安定性や治療方法によって異なります。固定を外した時点で受けた指示を確認しながら進めます。
固定が外れた方全員に、通院リハビリが必要なわけではありません。
骨折部が安定し、固定解除後から動く範囲が徐々に改善しており、日常生活への支障も少ない場合は、自宅での運動や日常生活での使用を中心に経過を見ることがあります。
一方、次のような場合は通院リハビリが必要か相談します。
SBC整形外科クリニックでは骨折・手術後などをリハビリテーションの対象としています。 リハビリテーション科について詳しく見る
骨折部の状態を前提に、現在不足している動きや生活で困っていることを確認しながら進めます。
指が「何度まで曲がるか」だけでなく、骨折の治り方と現在の機能を合わせて確認します。
指が曲げにくい方全員に追加のX線検査が必要なわけではありません。
これまでの画像や治療経過、現在の痛み・腫れ・指の向きなどから、骨折部の治癒や骨の並びを再確認する必要がある場合に検討します。
X線では腱などの軟部組織を詳しく評価できません。骨以外の評価が必要と判断した場合は、診察結果に応じて追加検査や専門医療機関への紹介を検討します。
他院で撮影した画像をお持ちの方は、 他院のレントゲン画像・CD・検査結果を持参する場合について も参考にしてください。
固定解除時に「動かしてよい」と説明を受けている場合は、その範囲で少しずつ指を使います。
ただし、骨折ごとに安全な負荷は異なるため、インターネットで見た運動回数・強度をそのまま当てはめるのは避けましょう。
自己判断で避けたいこと
「怖いから全く動かさない」「早く治したいから強く動かす」のどちらにも偏らず、現在許可されている範囲を確認して進めることが重要です。
固定解除から何週間で元どおりになるかを一律には決められません。
骨折した部位、関節内骨折の有無、骨のずれ、固定期間、手術の有無、腫れなどによって回復経過は異なります。
期間だけを見るのではなく、曲げ伸ばしできる範囲が少しずつ広がっているか、握る・つまむ動作が改善しているかを確認します。改善が止まっている場合は再診をご検討ください。
他院で骨折と診断され、固定解除まで終わっている場合でも、その後の経過観察やリハビリについて相談できる場合があります。
お持ちの場合は、次の情報を受診時にご持参ください。
資料がすべてそろっていない場合でも、手元にある情報を持参して受診について相談できます。ただし、骨折治療中・手術後などでは詳しい診療情報が必要になる場合があります。
通院先を変更したい方は、 西新宿で他院で診断された骨折の経過観察を続けたい|職場近くへ転院するには もご覧ください。
この記事は、すでに指の骨折と診断され、固定治療を受けたあとの曲げにくさについて解説しています。
けがの直後から指が曲がらない、まだ骨折かどうか分からない方は、 突き指して腫れている・曲げられない|骨折との見分け方と受診目安 をご覧ください。
固定後には関節のこわばりや腫れが残り、固定解除直後から十分に曲げられないことがあります。骨折部位や治療方法によって経過は異なるため、固定解除時に受けた運動の指示を優先してください。
強い痛みを我慢して動かせば早く回復するとは限りません。安全に動かせる段階で適切に動かすことは重要ですが、運動できる範囲は骨折の状態によって異なります。
必ず通院リハビリが必要とは限りません。ただし、握る・つまむ動作に支障がある、固定解除後も可動域が改善しない場合は、整形外科で現在の状態とリハビリの必要性を確認してください。
拳を作ったときに指が不自然に交差する場合は、固定後のこわばりだけではなく、骨折後の骨の向き・回旋を確認する必要があります。整形外科で再評価してください。
関節の硬さだけでなく、腱の滑走、腱機能、筋力など複数の要因が考えられます。この症状だけで原因は特定できないため、強く押し曲げ続けず整形外科で評価してください。
「この硬さは普通なのか」「リハビリが必要なのか分からない」という段階で相談して構いません。
西新宿本院では、指の骨折後の経過や固定解除後の動かしにくさを一般整形外科の保険診療でご相談いただけます。
| 所在地 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階 |
|---|---|
| アクセス |
西新宿駅 徒歩2分 新宿駅 徒歩7分 都庁前駅 徒歩7分 |
| 診療時間 | 9:15〜18:00 |
| 最終受付 |
平日・土曜日 17:00 日曜日・祝日 16:00 |
| 予約 |
平日:予約優先制 土日祝:完全予約制 |
| 電話番号 | 0120-962-992 |
※18歳未満の患者様は親権者の同伴が必要です。
※臨時休診・受付時間変更がある場合があります。受診前に公式ページ・Web予約画面で最新情報をご確認ください。
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断を行うものではありません。指の骨折後に動かしてよい範囲やリハビリ開始時期は、骨折部位、骨折の安定性、固定方法、手術の有無などによって異なります。現在治療中の方は担当医から受けている指示を優先してください。