「ギプスをしてから指先がしびれる」「シーネ固定中の足先がジンジンする」「昨日より締め付けが強くなった気がする」と不安になっていませんか。
固定中に新しくしびれが出た、しびれが強くなった、固定が以前よりきつく感じる場合は、次回の予約日までそのまま待つのではなく医療機関へ相談してください。
けがのあとに腫れが増すと、ギプスやシーネの中の圧迫が強くなり、神経や血流に影響することがあります。特に、指先・足先の色や温度の変化、動かしにくさ、急速に強くなる痛みを伴う場合は早急な評価が必要です。
先に結論|固定中の新しいしびれは「次回まで我慢」でよいとは限りません
しびれ・締め付け感が新しく出た、または以前より強くなっている場合は、固定を行った医療機関へ早めに連絡してください。
ただし、指先・足先の色や温度がおかしい、動かせない、感覚が著しく鈍い、痛みが急速に強くなっている場合は、通常の予約や折り返し連絡を長く待たず、救急医療機関を含めて速やかな受診を優先します。
30秒で確認|今どこへ相談する?
新しいしびれ・締め付け感が出た
→ 次回診察日まで待たず、まず固定した医療機関へ相談
前医へ戻れない・西新宿で経過を診てもらいたい
→ 整形外科で現在の固定状態を再評価
色・温度・動き・感覚の明らかな異常、急速に悪化する強い痛みがある
→ 通常の予約を待たず速やかな医療対応を優先
現在の症状がどの程度急ぐものか確認したい方は、 通常の予約を待たない症状を確認する →
骨折や捻挫などのけがのあとには、時間がたってから腫れが強くなることがあります。そのため、装着したときには問題がなかった固定でも、あとから締め付け感が強くなる場合があります。
固定内の圧迫が強くなると、皮膚への圧迫だけでなく、神経や血流へ影響して、しびれ・感覚低下・指先や足先の色や温度の変化・動かしにくさなどが生じることがあります。
また、しびれは固定だけが原因とは限りません。元のけが自体で神経・血管などが影響を受けていることもあるため、「ギプスがきついだけ」と患者さん自身で原因を決める必要はありません。
固定中だから多少しびれても普通、とは考えないでください
特に固定前にはなかったしびれが出た、しびれが強くなっている、範囲が広がっている場合は、現在の固定と手足の状態を確認する理由になります。
固定中の手足では、しびれだけでなく「色・温度・感覚・動き・痛みの変化」が重要です。
次のような場合は速やかな受診を優先してください
このような症状は、神経や血流への強い圧迫などを確認する必要があります。通常の予約日まで待たず、固定した医療機関または救急医療機関へ速やかに相談してください。
まれですが、骨折後などに筋肉の区画内の圧力が高くなるコンパートメント症候群では、強い痛み、しびれ、麻痺、皮膚の色の変化などが生じ、緊急処置が必要になることがあります。
自分でコンパートメント症候群かどうかを判断する必要はありません
固定中に症状が急速に悪化している場合は、自宅で何度も押したり動かしたりして確かめず、医療機関で評価を受けてください。
固定を行った医療機関は、骨折・捻挫などの診断、固定方法、画像所見、今後の治療計画を把握しています。
緊急性の高い症状がなく連絡できる状況であれば、「固定後から指がしびれてきた」「昨日より締め付けが強い」「足先の感覚が変わった」など、現在起きている変化を伝えて指示を確認してください。
救急外来、旅行先、自宅や職場から離れた医療機関などで固定を受け、元の医療機関への再診が難しい場合は、近くの整形外科で現在の状態を再評価する方法があります。
ただし、整復直後、手術直後、骨折部が不安定な時期などは、治療を開始した医療機関での継続管理が適している場合があります。可能であれば前医へ連絡し、診療情報を共有できる状態にしておくとスムーズです。
他院で骨折治療中に通院先を変更したい方は、 西新宿で他院で診断された骨折の経過観察を続けたい|職場近くへ転院するには もご覧ください。
受診時にあると役立つもの
すべてそろっていない場合でも、現在の症状について医療機関へ相談することはできます。
固定した医療機関へ戻れず、西新宿で再診先を探している方へ
緊急性の高い症状には当てはまらないものの、ギプス・シーネなどの固定中にしびれ・締め付け感・腫れが気になる場合は、一般整形外科で現在の状態をご相談いただけます。
西新宿駅から徒歩2分
一般整形外科の保険診療
院内X線(レントゲン)撮影に対応
固定状態、腫れ、皮膚への圧迫、指先・足先の感覚・動き・色・温度などを確認し、必要な対応を判断します。
西新宿本院|整形外科保険診療を予約する※Web予約では「整形外科保険診療」をお選びください。指先・足先の色や温度の異常、著しい感覚低下、新たに動かせない、急速に強くなる痛みなどがある場合は、Web予約を取って待たず速やかな医療対応を優先してください。
医療者から調整方法を指示されていない固定を、自分で切る・外す・巻き直すことは避けてください。
固定は、骨折・捻挫・脱臼など傷めた部位を安定させる目的で行われています。自己判断で大きく変更すると、けがをした部位の安定性に影響する可能性があります。
着脱式の装具などで、調整方法を説明されている場合
「腫れた場合はこのベルトを調整する」など、医師・看護師などから具体的な方法を説明されている場合は、その指示を優先してください。調整方法が分からない場合は、自己判断で変更せず医療機関へ確認してください。
また、ギプスと皮膚の間へ棒や物を差し込む、しびれを確認するため患部を何度も強く押す、痛みを我慢して指や足を無理に動かすなどの自己チェックも避けましょう。
再診では、単に「ギプスがきついか」だけではなく、神経や血流に異常を疑う変化がないか、固定そのものに問題がないか、元のけががどうなっているかを確認します。
感覚
しびれる場所、感覚が鈍くなっていないか、症状が広がっていないか
色・温度・血流
固定から出ている指先・足先の色や温度など
指・足趾の動き
元のけがを踏まえ、動かしにくさや新しい筋力低下がないか
腫れ・痛み
腫れが増していないか、痛みの程度や変化
固定の状態
圧迫、ずれ、皮膚への当たりなどに問題がないか
固定中のしびれを評価するうえで最も重要なのは、現在の感覚・運動・血流や固定状態の診察です。
一方、骨折部の位置や治療経過を確認する必要がある場合には、X線(レントゲン)検査を追加することがあります。しびれがある方全員にレントゲンを撮れば原因が分かる、というものではありません。
西新宿本院のX線検査については、 新宿でレントゲンが撮れる整形外科|骨折が心配なときの受診方法 も参考にしてください。
患者さん自身で神経障害や血流障害の病名を判断する必要はありません。固定後に何が変化したかを伝えることが重要です。
固定中にしびれが出ることはありますが、「よくあるから問題ない」と判断しないでください。腫れや圧迫によって神経などが影響を受けることがあります。固定後に新しく出た、続いている、強くなっている場合は医療機関へ相談してください。
締め付け感が以前より強くなっている場合は、次回診察日だけを基準にせず固定した医療機関へ相談してください。特に、しびれ・腫れ・痛みの悪化・色や温度の変化・動かしにくさを伴う場合は早めの評価が必要です。
医療者から外し方・調整方法を指示されていない固定を、自己判断で切ったり外したりするのは避けてください。症状が強い場合は、自宅で調整して様子を見るのではなく医療機関へ相談してください。
色だけでは判断できません。しびれ・感覚低下、温度、動かしにくさ、腫れ、痛みの悪化なども確認する必要があります。色が変わっていなくても、新しく出たしびれが続く場合は医療機関へ相談してください。
一時的に軽くなったことだけでは原因を判断できません。固定後に新しく出たしびれが繰り返す、締め付け感や腫れが強い、症状が再び悪化する場合は固定した医療機関へ相談してください。
緊急性の高い症状がなく、元の医療機関へ戻ることが難しい場合は、別の整形外科へ現在の固定状態や治療経過について相談する方法があります。ただし、整復直後・手術直後などは元の医療機関での継続管理が適している場合があります。紹介状や過去の画像などがあればご持参ください。
「固定中だからしびれても仕方ない」と我慢する必要はありません。固定後に指先・足先のしびれや締め付け感が新しく出た、または悪化している場合は、次の定期受診日だけを基準にせず医療機関へ相談してください。
参考情報
SBC整形外科クリニック西新宿本院の院長は、沼倉 裕堅医師です。