「靴を履くと足の小指の付け根だけ痛い」「小指側の骨が靴に当たる」「ぶつけた覚えはないのに、歩くと外側が赤くなる」。
このような症状では、小指の付け根外側にある第5中足骨頭付近が靴に圧迫されていないか、骨や関節などに別の問題がないかを確認します。
先に結論
小指の付け根外側に出っ張りがあり、その部分が靴へ当たって繰り返し痛む場合は、内反小趾(バニオネット)を原因の一つとして確認します。
ただし、「靴を履くと痛い=内反小趾」とは限りません。靴による局所的な圧迫、たこなどの皮膚変化、関節周囲の問題、骨への反復負荷などでも同じ周辺が痛むことがあります。
SBC整形外科クリニック 西新宿本院
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靴を履いたときの小指側の痛みは、見た目の変形だけではなく、痛みの繰り返しや歩行への影響から受診の必要性を考えます。
「内反小趾なのか分からない」という段階でも受診できます。「靴を履くと小指の付け根だけ痛い」「小指側の出っ張りが当たる」と、そのまま症状をお伝えください。
このような場合は、慢性的な内反小趾による靴の圧迫だけとは考えず、外傷・血流障害・急性炎症なども含めて医療機関で評価します。
小指をぶつけた直後から痛む方
今回の記事とは検索意図が異なります。
足の小指を家具にぶつけた|歩けても骨折している?受診目安
新宿・西新宿で小指の付け根の痛みを相談したい方へ
靴を替えても繰り返し痛む、歩行へ支障が出ている、裸足でも痛むなどの場合は、一般整形外科で現在の足の状態を確認できます。病名が分からない段階でも構いません。
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内反小趾は、小指の付け根外側にある第5中足骨頭付近の突出が目立ち、靴との圧迫などによって痛みが生じることがある足趾変形です。
「バニオネット」「テイラーズバニオン」と呼ばれることもあります。日本足の外科学会では、バニオネットを狭い意味では第5中足骨頭外側の腫脹、広い意味では内反小趾と同義の疾患名として整理しています。
出っ張りがあるだけで治療が必要とは限りません
内反小趾の形があっても、痛みがなく靴や歩行に困っていなければ、必ず治療が必要というわけではありません。治療を考えるうえでは、変形の見た目だけではなく「痛みや生活への支障」が重要です。
小指側の出っ張りが靴へ繰り返し当たると、その部分へ圧迫や摩擦が加わります。
幅の狭い靴は、突出している部分への圧迫を強め、症状を悪化させる要因になります。
一方で、足の骨の形や配列など複数の要素が関係するため、「細い靴を履いたから内反小趾になった」と原因を一つに決めることはできません。
小指の付け根外側が痛む場合でも、内反小趾だけが原因とは限りません。
運動量を増やしたあとから足の甲・外側に痛みが続く方は、足の甲・中足骨の疲労骨折の症状と治療も参考になります。
足指の間から指先へしびれ・灼熱感が広がる場合
小指の付け根外側一点ではなく、前足部から足指へピリピリする・灼けるように痛む・しびれる場合は、神経障害など別の前足部痛を確認します。SBCのモートン病ページでも、典型的には第3〜4足趾間を中心とする神経症状が説明されています。
まずは、痛む部分へ強い圧迫が繰り返しかからないようにします。
変形を無理に戻したり、たこを深く削ったりしないでください
小指を強く引っ張る、出っ張りを強く押す、刃物などで硬くなった皮膚を深く削ると、痛みや皮膚トラブルにつながる可能性があります。
診察では、痛む位置、出っ張りの有無、靴との関係、皮膚の状態、歩行時の症状などを確認します。
受診時に伝えると役立つこと
内反小趾など骨の形や配列を確認する必要がある場合や、骨折など別の骨の問題が疑われる場合には、症状・診察所見に応じてX線検査を検討します。
すべての小指の付け根の痛みに画像検査が必要なわけではありません。
骨ストレス障害などでさらに詳しい画像評価が必要と判断された場合には、MRIなどを検討することがあります。西新宿本院には院内MRI・CTはないため、必要な場合は対応可能な医療機関への紹介を検討します。
内反小趾による症状では、まず前足部に余裕のある靴を選ぶなど、小指側の突出部へかかる圧迫を減らす保存的な対応を検討します。
状態に応じてパッドなどで圧迫を減らしたり、足の形や荷重の偏りに応じて足底装具などを検討したりすることもあります。
一方、骨折・関節の問題・皮膚の障害など別の原因が確認された場合は、それぞれに応じた治療が必要です。
内反小趾=すぐ手術、ではありません
見た目に変形があっても、痛みがなければ手術を行う理由にはなりません。靴の調整など保存的な対応を行っても痛みや靴の問題が続く場合に、必要に応じて足の専門的な治療を検討します。
足・足指のほかの症状について確認したい方は、足・足指の痛み・障害:部位別症状一覧もご覧ください。
靴による圧迫で症状が強くなることは内反小趾でみられますが、それだけでは診断できません。靴の幅が合っていない場合や、皮膚への圧迫などでも同じような症状が出ます。
出っ張りがあるだけで必ず治療が必要とは限りません。靴を履いても痛くない、歩行に困らない場合は経過を見ることもあります。一方、痛みや靴選びへの支障がある場合は現在の状態を確認します。
靴による圧迫が痛みに関係している場合は、前足部に余裕のある靴へ替えることで症状が軽くなることがあります。ただし、靴を替えることで骨の形そのものが元に戻るという意味ではありません。
あります。ランニング・ジャンプなどの反復負荷や、急激な運動量の増加などによって中足骨に骨ストレス障害・疲労骨折が起こることがあります。運動量を増やしたあとから荷重時痛が続く場合は、骨の状態も確認します。
骨・関節・足趾変形など運動器の問題が疑われる小指の付け根の痛みは、整形外科で相談できます。「内反小趾か分からない」という段階でも受診できます。
小指の付け根外側が靴へ当たり、繰り返し痛む場合は、内反小趾(バニオネット)を原因の一つとして確認します。
このような場合は、「ただの靴擦れだから」「小指が出っ張っているから内反小趾だ」と自己判断せず、現在どこに負担がかかっているのかを確認することをご検討ください。
小指をぶつけた直後から痛む方へ
運動量を増やしたあとから荷重時痛が続く方へ
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SBC整形外科クリニック 西新宿本院
院長 沼倉 裕堅 医師
日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本四肢再建・創外固定学会に所属。
沼倉 裕堅医師のプロフィールを見る →西新宿本院では、足の小指の付け根・足指・前足部などの痛みを一般整形外科の保険診療でご相談いただけます。症状や診察所見に応じて必要な検査・治療を検討します。
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※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療方針を示すものではありません。足の小指の付け根の痛みには、内反小趾、靴による圧迫、皮膚・関節周囲の問題、骨への反復負荷など複数の原因があります。必要な検査・治療は症状や診察所見などに応じて判断されます。診療時間・受付時間等は変更となる場合があるため、受診前に公式ページまたは予約画面で最新情報をご確認ください。