「子どもの身長が低いけれど、治療すれば伸ばせる?」
「低身長症にはどんな治療がある?」
「成長ホルモン注射をすれば、どのくらい伸びる?」
子どもの身長が同年代より低いと、
「治療できるものなのか」
が気になる保護者の方も多いでしょう。

結論からいうと、
低身長は原因によって治療できる場合と、医学的な治療を必要としない場合があります。
「背が低い」という状態そのものが一つの病気なのではなく、遺伝や体質によるものから、ホルモン・染色体・遺伝子・骨・慢性疾患などによるものまで原因はさまざまです。
日本小児内分泌学会では、低身長の一つの目安として、
同性・同年齢の標準身長より-2SD以下
を示しています。
ただし、-2SD以下だから病気というわけではありません。
子どもの低身長では、
両親の身長など遺伝・体質が関係しているケースが多い
一方で、治療可能な病気が隠れていることがあります。
代表的な原因と治療の考え方を整理すると、次のようになります。
| 原因 | 主な治療・対応 |
|---|---|
| 遺伝・体質による低身長 | 成長曲線を確認しながら経過観察。病的な原因がないか確認します |
| 成長ホルモン分泌不全性低身長症 | 成長ホルモン補充療法 |
| 甲状腺機能低下症 | 不足している甲状腺ホルモンを補充 |
| SGA性低身長症 | 一定の治療基準を満たす場合は成長ホルモン治療 |
| ターナー症候群 | 低身長に対する成長ホルモン治療、必要に応じて女性ホルモン治療など |
| プラダー・ウィリー症候群 | 条件を確認したうえで成長ホルモン治療など |
| ヌーナン症候群 | 低身長に対する成長ホルモン治療 |
| SHOX異常症 | 基準を満たす場合は成長ホルモン治療 |
| 慢性腎不全に伴う低身長 | 原疾患の治療とあわせて、適応を満たす場合は成長ホルモン治療 |
| 軟骨無形成症 | 成長ホルモン治療やボソリチドなど。必要に応じて専門的な整形外科治療 |
| 慢性疾患・栄養上の問題 | 原因となっている疾患や栄養状態の治療・改善 |
つまり、
「低身長なら成長ホルモン注射」という単純なものではありません。
まず原因を調べ、それぞれに適した治療を検討します。

成長ホルモン治療は、
ヒト成長ホルモンを皮下注射する治療
です。
成長ホルモンは骨の成長板に作用し、成長期の骨が長くなる過程に関わります。
元記事では、
「成長ホルモン治療は成長ホルモンが不足している場合に限る」
と説明されていました。
従来は、週6~7回など頻回に皮下注射する成長ホルモン製剤が中心でした。
現在は、
長時間作用型の週1回投与製剤
も使用できる疾患があります。
| タイプ | 投与方法の例 |
|---|---|
| 従来型GH製剤 | 週6~7回などに分けて皮下注射 |
| 長時間作用型GH製剤 | 対象疾患・製剤によって週1回投与 |
※使用できる成長ホルモン製剤や投与量・投与回数は、疾患や年齢、体重などによって異なります。
成長ホルモン治療の適応があり、治療に反応する場合には、
治療開始後に年間の成長速度が改善すること
が期待されます。
ただし、
「治療すれば必ず○cm伸びる」という共通の数字はありません。
元記事では、「治療開始後1~2年の身長の伸びが1.5~2倍」「治療後の平均最終身長は男子163.9cm・女子150.9cm」と紹介されていました。

成長期の骨には、
骨端線(成長板)
と呼ばれる軟骨組織があります。
成長ホルモンなどの作用によって成長板で骨が作られ、骨が長くなることで身長が伸びていきます。

ただし、骨端線が閉じる時期には個人差があります。年齢だけで判断するのではなく、必要に応じて骨年齢などを確認します。
甲状腺ホルモンも、子どもの成長に重要なホルモンです。
甲状腺機能低下症によって身長の伸びが悪くなっている場合には、
不足している甲状腺ホルモンを内服薬で補充
します。
原因となるホルモン異常を治療することで、成長速度が改善することがあります。
元記事では、軟骨無形成症に対する治療として
骨延長術
を中心に紹介していました。
現在、日本では骨端線が閉鎖していない軟骨無形成症に対して、
ボソリチド
という薬剤も承認されています。
| 治療 | 概要 |
|---|---|
| 成長ホルモン | 国内では軟骨無形成症・軟骨低形成症に対して保険適用となる場合があります |
| ボソリチド | 骨端線閉鎖を伴わない軟骨無形成症に対して使用される治療薬 |
| 整形外科的治療 | 合併症や身体機能などに応じて専門的な治療を検討。骨延長術を行う場合もあります |
まず重要なのは、
なぜ身長の伸びが少ないのかを調べること
です。
成長ホルモン分泌不全性低身長症を診断する場合は、原則として
2種類以上の成長ホルモン分泌刺激試験
などを用いて評価します。
1回の身長測定だけではなく、
成長曲線と身長の伸び方
を確認しましょう。
病気による低身長の診断や保険診療での治療適応を詳しく確認したい場合は、
小児科・小児内分泌科への相談が基本
です。
SBC整形外科クリニックでは、
小児低身長無料カウンセリング
と
身長予測シミュレーション
をご案内しています。
|
無料 カウンセリング |
身長予測 シミュレーション |
|
|---|---|---|
| 向いている方 | まず話を聞きたい | 骨年齢なども詳しく確認したい |
| 費用 | 無料 | 15,270円(税込) |
| 対象 | 予約時に確認 | 6~18歳 |
| レントゲン | なし | あり |
| 採血 | なし | あり |
| 予約 | 平日限定 | 完全予約制 |
身長予測シミュレーションでは、これまでの成長記録を確認し、手のレントゲンで骨年齢や骨端線の状態を確認したうえで、予測結果をご説明します。
大切なのは、同級生との身長差だけを見て「治療が必要」と決めることではありません。
母子健康手帳や学校健診の記録から
成長曲線と年間の身長の伸びを確認し、必要に応じて原因を詳しく調べること
が、適切な治療を選ぶ第一歩です。
西新宿本院・横浜駅前院では、小児低身長の無料カウンセリングや身長予測シミュレーションなどをご案内しています。

| 所在地 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階 |
|---|---|
| 診療時間 |
9:15~18:00 最終受付:平日・土曜日17:00/日曜日・祝日16:00 |
| 予約 |
平日:予約優先制 土日祝:完全予約制 |
| 小児低身長 |
小児低身長無料カウンセリング(平日限定) 身長予測シミュレーション |
| アクセス |
西新宿駅 徒歩2分 新宿駅 徒歩7分 都庁前駅 徒歩7分 |
| 電話 |
0120-962-992 電話受付 9:15~18:00 |

| 所在地 |
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目4-1 横浜天理ビル11階 |
|---|---|
| 診療時間 |
全日9:15~18:00 最終受付17:00 |
| 予約 |
平日:予約優先制 土日祝:完全予約制 |
| 小児低身長 |
小児低身長無料カウンセリング(平日限定) 身長予測シミュレーション |
| アクセス |
横浜駅 徒歩3分 横浜駅西口ジョイナス地下街直結 南8番出口・横浜天理ビル11階 |
| 電話 |
0120-003-943 電話受付 9:15~18:00 |
※小児低身長に関する診療・検査・治療は自由診療です。無料カウンセリングは平日限定です。18歳未満の患者様は親権者の同伴が必要です。診療内容・料金・診療時間・予約枠などは変更となる場合があります。受診前に各院の公式ページ・予約画面で最新情報をご確認ください。