「成長ホルモン治療は保険が使えるって本当?」
「子どもの身長が低ければ保険で治療できる?」
「毎月どれくらい費用がかかる?」
子どもの低身長について調べていると、成長ホルモン治療の費用が高額だと知り、
「保険が使えるのか」
が気になる方も多いでしょう。

結論からいうと、
成長ホルモン治療が健康保険の対象になるケースはあります。
ただし、単に「身長が低い」という理由で保険適用になるわけではありません。

成長ホルモン治療は、医学的に必要と判断され、
公的医療保険で認められている疾患と治療基準を満たした場合
に健康保険の対象となります。
一方、同年代と比べて身長が低くても、原因が体質や家族性低身長などで、保険適用となる疾患・基準に該当しない場合には、成長ホルモン治療を保険診療として受けることはできません。
日本小児内分泌学会では、低身長の子どものうち、成長ホルモンを保険診療として適切に使用できる子どもは一部であることを説明しています。
日本小児内分泌学会が現在、成長ホルモン治療の保険適用疾患として案内している主なものは次のとおりです。
| 主な疾患 | 概要 |
|---|---|
| 成長ホルモン分泌不全性低身長症 | 成長ホルモンの分泌が不足していることで成長障害が生じる疾患 |
| ターナー症候群 | 女児にみられる染色体に関連した疾患 |
| SGA性低身長症 | 在胎週数に対して小さく生まれ、その後も一定の基準を満たす低身長が続く場合 |
| プラダー・ウィリ症候群 | 遺伝子・染色体に関連する疾患 |
| ヌーナン症候群 | 遺伝子の変化により低身長などがみられる疾患 |
| 軟骨異栄養症 | 軟骨無形成症・軟骨低形成症など |
| 慢性腎不全に伴う低身長 | 腎機能の低下に伴って成長障害がみられる場合 |
| SHOX異常症 | SHOX遺伝子の異常に関連する低身長 |

成長ホルモン治療の適応を考えるときは、現在の身長だけではなく、
これまでの成長速度や原因となる疾患、骨の成熟度など
を確認します。
特に重要なのが、骨の端にある
骨端線(成長線)
です。
成長ホルモン分泌不全性低身長症については、通常の採血1回だけで診断することはできず、必要に応じて成長ホルモン分泌刺激試験を行います。
元記事では「保険が適用されれば3割負担」と説明していましたが、子どもの場合は年齢によって公的医療保険の自己負担割合が異なります。
| 年齢 | 原則の自己負担割合 |
|---|---|
| 義務教育就学前 | 2割 |
| 義務教育就学後 | 3割 |
ただし、実際には自治体が実施する
子ども医療費助成
によって、窓口での自己負担がさらに軽減される場合があります。
対象年齢、所得制限、一部負担金の有無などは自治体によって異なるため、お住まいの市区町村へご確認ください。

高額療養費制度は、保険診療で1カ月に支払った自己負担額が一定の上限を超えた場合に、超過分が支給される制度です。
自己負担限度額は所得区分などによって異なります。具体的な上限額は、加入している健康保険の最新案内をご確認ください。
対象となる小児慢性特定疾病に該当し、認定を受けた場合には、公費による医療費助成を利用できることがあります。
制度の対象は原則として18歳未満で、18歳になる前から制度を利用しており引き続き治療が必要な場合は、20歳未満まで延長できることがあります。
自己負担上限額は世帯所得や治療状況などによって異なるため、元記事のように「月6,000円程度」と一律に示すのではなく、自治体の担当窓口で確認するのが確実です。
自治体では、子どもの保険診療の自己負担を軽減する医療費助成を行っています。
元記事では「マル乳は6歳まで」「マル子は6~15歳」と説明していましたが、これは地域固有の呼称・旧制度を前提とした説明です。現在は対象年齢・所得制限・一部負担の有無などが自治体によって異なるため、お住まいの自治体で確認してください。
SBC整形外科クリニックの小児低身長診療は、
健康保険を使用しない自由診療
です。
必要な成長ホルモン量は体重によって変わるため、月額費用も体重によって異なります。
| 目安体重 | 1カ月の費用目安 |
|---|---|
| 21kgまで | 109,600円(2本) |
| 28kgまで | 164,400円(3本) |
| 43kgまで | 219,200円(4本) |
| 57kgまで | 274,000円(5本) |
※使用本数は目安です。必要量や治療内容は診察結果などによって異なります。料金は変更となる場合があります。
| 保険診療 | SBCの低身長診療 | |
|---|---|---|
| 保険 | 適応疾患・基準を満たす場合 | 自由診療 |
| 対象 | 保険適用疾患として診断され、基準を満たす方 | 診察・検査結果などをもとに医師と治療を検討 |
| 費用 | 公的医療保険・助成制度の対象になる場合あり | 全額自己負担 |

保険適用になるかを考える前に、まず
「現在の身長がどの程度なのか」「これまでどのように伸びてきたのか」
を確認することが重要です。
SBC整形外科クリニックでは、
平日限定で小児低身長の無料カウンセリング
を行っています。
無料カウンセリングでは、問診やこれまでの成長記録などをもとに相談します。レントゲン・採血・骨端線の検査は行いません。
より詳しく現在の成長状態を確認したい場合は、
身長予測シミュレーション
があります。
| 対象年齢 | 6~18歳 |
|---|---|
| 料金 | 15,270円(税込) |
| 予約 | 完全予約制 |
| 主な内容 | 成長記録の確認/左手レントゲン/予測結果説明/採血/栄養指導 |
「保険になるかどうか」だけで判断するのではなく、まずは現在の身長・これまでの成長速度・骨年齢などから、その子の成長状態を確認することが重要です。
西新宿本院・横浜駅前院では、小児低身長の無料カウンセリングや身長予測シミュレーション、自由診療での成長ホルモンプランについてご相談いただけます。

| 所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階 |
|---|---|
| 診療時間 | 9:15~18:00 最終受付:平日・土曜17:00/日曜・祝日16:00 |
| 予約 | 平日予約優先/土日祝完全予約 |
| アクセス | 西新宿駅 徒歩2分/新宿駅 徒歩7分/都庁前駅 徒歩7分 |
| 電話 | 0120-962-992 |

| 所在地 | 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目4-1 横浜天理ビル11階 |
|---|---|
| 診療時間 | 全日9:15~18:00/最終受付17:00 |
| 予約 | 平日予約優先/土日祝完全予約 |
| アクセス | 横浜駅 徒歩3分/横浜駅西口ジョイナス地下街直結/南8番出口 |
| 電話 | 0120-003-943 |
※小児低身長に関する診療・検査・治療は自由診療です。診療内容・料金・診療時間・予約枠などは変更となる場合があります。受診前に各院の公式ページ・予約画面で最新情報をご確認ください。
※健康保険・高額療養費・小児慢性特定疾病医療費助成・自治体の子ども医療費助成等の適用条件は個々の状況によって異なります。詳細は受診する医療機関、加入する保険者、お住まいの自治体等へご確認ください。