ふくらはぎで「ブチッ」とした|肉離れ?アキレス腱断裂?受診目安 | SBC整形外科クリニック

ふくらはぎで「ブチッ」とした|肉離れ?アキレス腱断裂?受診目安

ダッシュした瞬間、ジャンプから着地した瞬間、テニスやバドミントンで踏み込んだ瞬間などに、 ふくらはぎで「ブチッ」「パンッ」とした感覚があり、急に痛くなった。

このようなとき、 「肉離れ?」「アキレス腱が切れた?」「歩けるなら大丈夫?」 と不安になる方もいるでしょう。

結論からいうと、「ブチッ」という感覚だけでは、肉離れかアキレス腱断裂かを判断できません。 また、アキレス腱が断裂していても、時間がたつと歩ける場合や足首を動かせる場合があります。

先に確認|このような場合は早めに整形外科へ

  • 「ブチッ」「パンッ」とした直後から急に痛くなった
  • 後ろから蹴られた・物が当たったような衝撃を感じた
  • ふくらはぎやアキレス腱周辺が腫れてきた
  • 足をかばわないと歩けない
  • 歩くときに地面を蹴り出しにくい
  • つま先立ちができない・明らかにしにくい

通常の外来を待たず、速やかな医療対応を考えたい状態

脚・足首の明らかな変形、深い傷や大量出血、足先が白い・青紫色で冷たい、強いしびれや感覚低下、交通事故・高所からの転落など大きな外傷がある場合は、救急医療機関への受診や救急要請を検討してください。

肉離れかアキレス腱断裂か分からない段階でも整形外科を受診できます。 受診できるクリニックを確認する →

アキレス腱が切れたときはどんな感覚?

アキレス腱断裂では、受傷した瞬間に「後ろからふくらはぎを蹴られた」「バットで叩かれた」「硬いボールが当たった」ような衝撃を感じることがあります。

実際には誰にも触られていないのに、何かが当たったと思って後ろを振り返る方もいます。 「パンッ」「ブチッ」とした音や、破裂したような感覚を自覚する場合もあります。

ただし、音がしなかったからアキレス腱断裂ではないとはいえません。 受傷時の感覚には個人差があるため、音や感覚だけで判断することはできません。

ふくらはぎからかかとへつながるアキレス腱と断裂部位のイラスト
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ腱です。

アキレス腱断裂の症状・原因・治療について詳しく知りたい方は、 SBC整形外科クリニック「アキレス腱断裂」 も参考にしてください。

ふくらはぎの肉離れとアキレス腱断裂はどう違う?

肉離れもアキレス腱断裂も、ダッシュ・踏み込み・ジャンプなどの運動中に突然起こります。

自宅で確実に見分けることはできませんが、痛む位置・受傷したときの感覚・歩き方の変化は判断の手掛かりになります。

痛む場所

肉離れ: 典型的には、ふくらはぎの内側・中央からやや上部に急な痛みが出ることがあります。

アキレス腱断裂: ふくらはぎの下部から、かかとの上にかけて症状を感じることがあります。

受傷した瞬間

肉離れ: 急に筋肉が伸ばされたような鋭い痛みや、「ブチッ」とした感覚を自覚することがあります。

アキレス腱断裂: 後ろから蹴られた・物が当たったような衝撃や、「パンッ」とした感覚を自覚することがあります。

歩行

肉離れ: 損傷の程度によっては体重をかけると強く痛み、足をかばって歩くことがあります。

アキレス腱断裂: 受傷直後は歩けなくても、時間がたつと歩行できる場合があります。

蹴り出し・つま先立ち

アキレス腱断裂では、地面を強く蹴り出す動作やつま先立ちが難しくなることが特徴の一つです。 ただし、確認のために痛みを我慢して何度も試す必要はありません。

「痛む場所」だけで肉離れ・アキレス腱断裂を決めない

肉離れでも下の方まで痛むことがあり、アキレス腱断裂でもふくらはぎ側に症状を感じる場合があります。 「上なら肉離れ、下ならアキレス腱」と単純に判断することはできません。

肉離れについて詳しく知りたい方は、 SBC整形外科クリニック「肉離れ」 をご覧ください。

アキレス腱が断裂していても歩けることはある?

あります。

アキレス腱断裂では、受傷直後には体重をかけられず、その場にしゃがみ込んだり転倒したりする場合があります。

しかし、しばらくすると歩けるようになる場合があります。 また、アキレス腱が断裂していても、ほかの筋肉や腱の働きによって足首を動かせる場合があります。

これだけではアキレス腱断裂を否定できません

  • ゆっくりなら歩ける
  • 足首を上下に動かせる
  • 受傷直後より痛みが少し落ち着いた
  • 腫れがそれほど目立たない

「歩ける」「足首が動く」という理由だけで運動へ戻らず、受傷時の感覚や蹴り出しにくさなども含めて状態を確認することが重要です。

ふくらはぎで「ブチッ」とした|整形外科を受診する目安

明確に「ブチッ」「パンッ」とした感覚があり、その直後から痛みや動き方が変わった場合は、肉離れ・アキレス腱断裂などの急性外傷が考えられます。

次のような場合は、できるだけ早めに整形外科への受診をご検討ください。

  • 受傷した瞬間に「ブチッ」「パンッ」とした
  • 急にふくらはぎ・アキレス腱周辺が痛くなった
  • 腫れや内出血が出てきた
  • 足をかばわないと歩けない
  • 歩くときの蹴り出しが弱くなった
  • つま先立ちができない・明らかにしにくい
  • 受傷前と同じように走る・ジャンプすることができない

アキレス腱断裂では痛みが少し落ち着いて歩ける場合もあるため、「翌日には少し楽になった」「歩けるようになった」という理由だけで断裂を否定しないことが大切です。

肉離れかアキレス腱断裂かわからない方へ

SBC整形外科クリニック西新宿本院・横浜駅前院では、肉離れ・アキレス腱損傷などの急なケガを一般整形外科の保険診療で診療しています。 両院とも超音波(エコー)検査に対応しています。

新宿・西新宿エリア
西新宿本院の整形外科保険診療を確認する →

横浜駅周辺
横浜駅前院の整形外科保険診療を確認する →

肉離れ・アキレス腱断裂が疑われるとき、整形外科では何を調べる?

まず、どのような動作で受傷したのか、「ブチッ」とした場所、痛む位置、腫れ・内出血、歩き方の変化などを確認します。

アキレス腱断裂が疑われる場合は、腱の連続性や周囲のへこみ、足首の動きなどを診察します。 医師がふくらはぎを圧迫し、足首の反応を確認する検査を行う場合もあります。

これは診断のために医療者が行う検査です。 ご自身やご家族がふくらはぎを強くつまんだり、何度もつま先立ちを繰り返したりして確認する必要はありません。

肉離れ・腱の確認にはエコー検査を行うことがあります

肉離れやアキレス腱断裂は、骨ではなく筋肉・腱などの軟部組織の外傷です。

症状や診察所見に応じて、超音波(エコー)検査で筋肉や腱の状態を確認することがあります。 肉離れでは、損傷した部分や内出血の状態などを確認する際にも活用されます。

整形外科で超音波エコー検査を行っている様子
SBC整形外科クリニックで使用している超音波(エコー)検査のイメージ

整形外科での確認の流れ

① 受傷した動作・痛む場所・歩き方を確認
② 筋肉・アキレス腱の状態を診察
③ 必要に応じてエコー・X線などを実施
④ 損傷の程度に応じて治療・固定・他院紹介

X線は骨折などの骨の異常を確認するためには有用ですが、アキレス腱断裂そのものは通常のX線で明らかな異常がみられないことがあります。

SBC整形外科クリニック西新宿本院・横浜駅前院では、超音波(エコー)検査とX線検査に対応しています。 両院に院内CTはありません。 MRIなど、さらに詳しい検査が必要と判断された場合は、提携・近隣の専門医療機関へ紹介する体制があります。

エコーとレントゲンの違いについて詳しく知りたい方は、 「整形外科のエコー検査とは?レントゲンとの違いやわかる病気」 も参考にしてください。

ふくらはぎで「ブチッ」とした直後|受診までにどうする?

肉離れやアキレス腱断裂が疑われる場合は、そのまま運動を続けないことが重要です。

  • ランニング・ジャンプなどの運動を中止する
  • 痛みを我慢して強く蹴り出さない
  • 歩くのがつらい場合は患側への負担を減らす
  • 強いストレッチやマッサージをしない
  • つま先立ちを何度も試して自己診断しない

「少し歩けるようになったから」とスポーツへ戻らず、明らかな受傷感覚や筋力低下・歩き方の変化がある場合は整形外科で状態を確認しましょう。

ふくらはぎで「ブチッ」としたときのよくある質問

Q. ふくらはぎで「ブチッ」としました。肉離れですか?
A. 肉離れの可能性はありますが、「ブチッ」という感覚だけでは判断できません。痛む位置や受傷した動作によっては、アキレス腱断裂なども考えます。腫れ・内出血・歩行への影響がある場合は整形外科への受診をご検討ください。
Q. アキレス腱が切れたときはどんな感覚ですか?
A. 後ろから蹴られた、硬い物が当たったような衝撃や、「パンッ」「ブチッ」とした感覚を自覚することがあります。ただし、音や明確な衝撃を感じない場合もあり、感覚だけでは診断できません。
Q. アキレス腱が断裂しても歩けますか?
A. はい。受傷直後は歩きにくくても、しばらくすると歩けるようになる場合があります。そのため「歩ける=アキレス腱断裂ではない」とは判断できません。
Q. 足首を動かせればアキレス腱は切れていませんか?
A. いいえ。アキレス腱が断裂していても、ほかの筋肉や腱の働きによって足首を動かせる場合があります。足首が動くことだけでは断裂を否定できません。
Q. 肉離れ・アキレス腱断裂は何科を受診しますか?
A. 肉離れやアキレス腱断裂など、筋肉・腱の急な外傷は整形外科が受診先です。スポーツ中のケガでも一般整形外科で相談できます。

まとめ|ふくらはぎで「ブチッ」としたら歩けるかだけで判断しない

運動中にふくらはぎで「ブチッ」とした場合、肉離れやアキレス腱断裂などが考えられます。 どちらも突然起こるため、受傷時の感覚だけでは正確に見分けられません。

  • 「ブチッ」としただけで肉離れと決めつけない
  • 後ろから蹴られたような感覚はアキレス腱断裂でみられることがある
  • アキレス腱断裂でも歩けたり足首を動かせたりする場合がある
  • 蹴り出しの低下・つま先立ちの困難・歩き方の変化がある場合は早めに受診を検討する

「歩けるから大丈夫」と運動を続けず、急な痛みや腫れ、筋力低下、歩き方の変化がある場合は整形外科で状態を確認しましょう。

肉離れ・アキレス腱断裂が心配な方はご相談ください

SBC整形外科クリニック西新宿本院・横浜駅前院では、肉離れ・アキレス腱損傷などの急なケガを含む一般整形外科の保険診療に対応しています。

両院では超音波(エコー)検査・X線検査に対応しています。 「肉離れかわからない」「アキレス腱が切れていないか心配」「歩けるけれどブチッとした」と、そのまま症状をお伝えください。

SBC整形外科クリニック西新宿本院

アクセス
西新宿駅より徒歩2分/新宿駅より徒歩7分/都庁前駅より徒歩7分

診療時間
9:15〜18:00

最終受付
平日・土曜日 17:00/日曜日・祝日 16:00

予約
平日:予約優先制/土曜日・日曜日・祝日:完全予約制

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〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階

電話番号
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〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 横浜天理ビル11階

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0120-003-943

監修医情報

SBC整形外科クリニック
西新宿本院院長

沼倉 裕堅 医師
ぬまくら ひろかた/Hirokata Numakura
経歴
東北大学医学部医学科 卒
湘南藤沢徳洲会病院 内科・救急科・整形外科
いわき市医療センター 整形外科
竹田綜合病院 整形外科
山形市立病院済生館 整形外科
Mahidol Univ. Ramathibodi hospital 整形外科(タイ)
いしがみ整形外科クリニック
SBC整形外科クリニック

運営者情報

運営クリニック SBC整形外科クリニック 西新宿本院
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 沼倉 裕堅 医師
医師紹介
SBC整形外科クリニック 西新宿本院
沼倉 裕堅 院長
Hirokata Numakura
【所属学会】
  • 日本整形外科学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本四肢再建・創外固定学会
【経歴】
  • 2017年
    Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学
  • 2018年
    東北大学医学部医学科 卒業
  • -
    湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科
  • -
    スカイ整形外科クリニック
  • 2020年
    いわき市医療センター 整形外科
  • 2021年
    竹田綜合病院 整形外科
  • 2022年
    山形市立病院済生館 整形外科
    いしがみ整形外科クリニック
    西新宿整形外科クリニック
  • 2025年
    SBC整形外科クリニック 西新宿本院