身体に痛みやケガが生じたとき、「整形外科」と「形成外科」のどちらを受診すればよいか迷う方は非常に多くいらっしゃいます。名前は似ていますが、この2つの診療科は治療の目的と対象が大きく異なります。ご自身の症状に合った適切な診療科を選ぶことが、早期回復への第一歩です。
| ◆ | 整形外科と形成外科は「治療の目的」が根本的に異なります。 |
| ◆ | 整形外科:骨や関節などの「運動機能の回復」が主な目的。 |
| ◆ | 形成外科:皮膚や表面の「見た目の改善と修復」が主な目的。 |
| ◆ | 原因が「身体の内側(骨・筋肉)」か「外側(皮膚・傷)」かで受診先を見極めましょう。 |
当クリニックは、名称の通り「整形外科」を専門としております。骨・関節・筋肉などの痛みやケガの治療、運動機能の回復を目的とした診療を行っております。
※やけどや傷跡の修復など「形成外科」の領域は診療対象外となりますので、あらかじめご了承ください。
整形外科は骨や関節などの「運動機能の回復」を目的とするのに対し、形成外科は皮膚や表面の「見た目の改善」を主な目的とします。目的の違いを理解することで、受診の迷いがなくなります。
| 項目 | 整形外科 | 形成外科 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 運動機能の回復 | 見た目の改善と修復 |
| 治療対象 | 骨、関節、筋肉、神経などの 「身体の内側」 |
皮膚、皮下組織、顔の骨などの 「身体の表面(外側)」 |
| 代表的な症状 | 腰痛、肩こり、骨折、関節痛 | やけど、目立つ傷跡、粉瘤、あざ |
整形外科は、身体の芯となる骨や関節、筋肉、神経など「運動器」の病気やケガを治療する診療科です。痛みを取り除き、日常の動作やスポーツ活動などの機能を回復させることを最優先としています。
整形外科では、首、腰、手足など、顔と頭以外の身体を動かすための仕組み全体を対象とします。例えば、「歩くと膝が痛い」「腰が痛くて起き上がれない」「転んで腕の骨を折ってしまった」といった、動作に伴う痛みや機能障害が治療の対象です。
厚生労働省の「令和4年 国民生活基礎調査」によると、日本人が訴える自覚症状の上位は男女ともに「腰痛」と「肩こり」であり、これらはまさに整形外科が専門とする領域です。整形外科は、痛みを和らげ、元の生活にスムーズに戻るための治療を提供します。
形成外科は、生まれつきの変形や、ケガ、やけどなどによって生じた身体表面の「見た目」の問題を治療し、できる限り綺麗な状態に修復することを目的としています。
形成外科の対象は、全身の皮膚や皮下組織、顔の骨などです。「熱湯をかぶってやけどをした」「顔に深い切り傷ができた」「生まれつきのあざがある」といった場合が該当します。
命に関わることは少なくても、見た目の問題は患者様の心に大きな負担を与えます。そのため、キズ跡をなるべく目立たなく縫合したり、変形を整えたりすることで、生活の質(QOL)を向上させることが形成外科の重要な役割です。
ご自身の症状を当てはめてみてください。痛みの原因が身体の内側(骨や筋肉)にある場合は「整形外科」、外側(皮膚や表面の傷)にある場合は「形成外科」を選ぶのが基本です。
腰痛、肩こり、関節痛、骨折、捻挫、手足のしびれなど、身体を動かすことに関連する痛みや違和感がある場合は、迷わず整形外科を受診してください。具体的な症状としては、以下のようなものが挙げられます。
| ✓ | 転倒して手足が腫れている、動かせない(骨折・脱臼の疑い) |
| ✓ | 階段の上り下りで膝が痛む(変形性膝関節症など) |
| ✓ | 重いものを持ってから腰が激しく痛む(ぎっくり腰、ヘルニアなど) |
| ✓ | 手の指がしびれる、こわばる |
これらの症状は、放置すると運動機能に長期的な障害を残す可能性があります。早期に専門の医師による診断と、適切なリハビリテーションや治療を行うことが重要です。
やけど、目立つ切り傷、ケロイド、皮膚の腫瘍(粉瘤など)、顔面の骨折など、身体の表面に問題が生じている場合は、形成外科を受診しましょう。
| ✓ | 料理中に油が跳ねてやけどをした |
| ✓ | 転んで顔にケガをしてしまい、傷跡を残したくない |
| ✓ | 以前の手術の傷跡が赤く盛り上がっている(ケロイド) |
| ✓ | 皮膚の下にコリコリとしたしこりがある |
機能的には問題がなくても、外見上の悩みを解決するために、専門的な縫合技術や皮膚の再建技術を用いて治療を行います。
手や指のケガなど、一部の症状については、整形外科でも形成外科でも治療が行われることがあります。どちらを受診しても間違いではありませんが、重視するポイントによって選択が異なります。
ばね指や手首のガングリオン、巻き爪などは両科で対応可能な場合があります。機能を優先するか、傷跡の目立ちにくさを優先するかで判断すると良いでしょう。
「神経や腱が切れていないか、指がしっかり動くか」という機能面を重視して治療します。
「傷跡がいかに綺麗に治るか」という整容面(見た目)を意識して縫合します。
ただし、専門的な知識を持つ医師であれば、どちらの科であっても機能と見た目の両方に配慮した治療を行います。判断に迷った際は、まずは通いやすいクリニックに相談してみることをお勧めします。
痛みを我慢することは、症状を悪化させる原因になります。当クリニックでは、患者様一人ひとりの症状に寄り添い、丁寧な診断と治療を提供しています。
SBC整形外科クリニックでは、一般整形外科をはじめ、再生医療などの先進的な治療にも対応しています。平日お忙しい方でも安心して通院できるよう、土日祝日も診療を行っております。
当院では、院長の沼倉裕堅をはじめとする専門の医師が、患者様の痛みや不安に真摯に向き合います。首や腰の痛み、関節の違和感、スポーツでのケガなど、運動器に関するトラブルはぜひお気軽にご相談ください。的確な診断のもと、患者様のライフスタイルに合わせた最適な治療計画をご提案いたします。
| ◆ | 整形外科は「骨や関節、筋肉などの運動機能の回復」が目的。 |
| ◆ | 形成外科は「皮膚や体表の見た目の修復」が目的。 |
| ◆ | 骨折や捻挫、腰痛、関節痛などは整形外科へ。少しでも痛みや違和感がある場合は、悪化する前に早めに医師の診察を受けましょう。 |
| 【所在地】 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目-21-3 西新宿大京ビル7階 |
|---|---|
| 【電話番号】 | 0120-962-992 (電話受付時間 9:15~18:00) |
| 【最寄り駅】 | 西新宿駅より徒歩2分 新宿駅より徒歩7分 都庁前駅より徒歩7分 |
| 【診療日】 | 土日祝日も全日診療 |
沼倉 裕堅 院長
■ 経歴
| 2017年 | Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学 |
|---|---|
| 2018年 | 東北大学医学部医学科 卒業 湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科 スカイ整形外科クリニック |
| 2020年 | いわき市医療センター整形外科 |
| 2021年 | 竹田綜合病院 整形外科 |
| 2022年 | 山形市立病院済生館 整形外科 いしがみ整形外科クリニック 整形外科クリニック西新宿本院 |
| 2025年 | SBC整形外科クリニック 西新宿本院 |
■ 備考(所属学会)