捻挫を放置するとどうなる?病院に行くべき症状・治療・後遺症を解説 | SBC整形外科クリニック

捻挫を放置するとどうなる?病院に行くべき症状・治療・後遺症を解説

「足首をひねったけれど、歩けるからそのままにしている」
「湿布を貼って数日たったけれど、まだ痛い」
「痛みは減ったけれど、足首がグラつく」

捻挫は軽く見られやすいケガですが、症状や損傷の程度によっては、放置せず整形外科で状態を確認したほうがよい場合があります。

先に結論|「何日たったか」より、今の症状で判断

  • 骨の一点を押すと強く痛む
  • 腫れ・内出血が強い、または広がっている
  • 体重をかけて歩くのがつらい
  • 数日たっても改善しない、むしろ悪化している
  • 痛みは減ったのに、足首がグラつく・何度も捻る
  • スポーツや仕事への復帰で同じ場所が痛む

こうした症状では、靱帯損傷だけでなく骨折や腱・軟骨などの損傷が関係していることもあります。 受傷から数日〜数週間たっていても、受診が遅すぎるとは限りません。

足首を痛めて足首を押さえている人

「捻挫か骨折か分からない」という段階から受診できます

SBC整形外科クリニックでは、骨折・捻挫・打撲などの一般整形外科診療を行っています。

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※予約画面では「整形外科 初診(別症状を含む)」をご確認ください。診療時間・休診・予約枠は変更される場合があります。

捻挫を放置するとどうなる?考えられる4つの問題

捻挫という言葉は軽いケガのように聞こえますが、実際には関節に外力が加わり、 靱帯・腱・軟骨などの組織を損傷している場合があります。

1|骨折などを「捻挫」と思い込む

足首周辺の骨折でも、痛み・腫れ・内出血など捻挫に似た症状が出ます。 歩けるから骨折ではない、とは判断できません。 骨折が疑われる場合は、診察のうえ必要に応じてX線(レントゲン)検査を行います。

2|痛み・腫れ・動かしにくさが残る

痛みが軽くなっても、関節の可動域や筋力、バランス機能が十分に戻っていないことがあります。 「痛みが減った=治療終了」とは限らず、状態に応じた段階的な運動やリハビリが必要になる場合があります。

3|「捻挫ぐせ」や足首のグラつきにつながる

捻挫後に、足首が「抜ける」「グラつく」「何度も同じ足を捻る」といった状態が続くことがあります。 こうした状態は慢性足関節不安定症(CAI)と呼ばれます。

4|長期的に関節へ負担が残る場合がある

反復する捻挫や慢性的な不安定性は、足関節の機能低下や外傷後の変形性関節症と関連することが報告されています。 ただし、捻挫をした方すべてが慢性化したり変形性関節症になったりするわけではありません。

「放置したら必ず後遺症が残る」という意味ではありません

軽い捻挫で自然に改善する場合もあります。重要なのは、 骨折や大きな靱帯損傷を見逃さず、痛み・腫れ・不安定感が続く場合に適切な評価を受けることです。

整形外科医が患者の足首の腫れや痛みを診察している様子
痛む位置、腫れ、圧痛、関節の安定性などを確認し、必要な検査を判断します。

捻挫は何日なら様子見していい?日数だけでは判断できません

「3日たったら病院」「1週間ならもう遅い」といった、一律の日数だけで受診の必要性を判断することはできません。 受傷からの経過と、現在の症状の両方を見ることが重要です。

比較的経過を見やすい状態

  • 腫れや痛みが軽い
  • 日ごとに症状が改善している
  • 無理をしなければ日常生活に大きな支障がない
  • 足首のグラつきや感覚異常がない

日数に関係なく受診を検討したい状態

  • 痛みや腫れが強い
  • 数日たっても改善しない、または悪化している
  • 骨の一点を押すと強く痛む
  • 体重をかけると強く痛む
  • 痛みは減ったが足首がグラつく
  • スポーツへ戻ると同じ場所が痛む・また捻る

すでに1週間、数週間と経過していても、症状が残っている場合は整形外科へご相談ください。 必要に応じて、現在の状態に合わせた治療やリハビリを検討します。

捻挫で病院へ行くべき症状|受診目安を3段階で確認

救急受診を検討

  • 足首が明らかに変形している
  • 傷口から骨が見える、深い傷・大量出血がある
  • 足先が冷たい、白い・紫色、感覚が低下している
  • 交通事故・高所からの転落など強い外力によるケガ

早めに整形外科へ

  • くるぶしなど骨の一点を押すと強く痛む
  • 4歩程度歩くことが難しい
  • 腫れ・内出血が強い、または広がっている
  • 足の甲や小指側の骨にも痛みがある
  • 翌日以降も痛みが強い・悪化している

急性期を過ぎても相談したい

  • 1〜2週間たっても痛み・腫れが残る
  • 足首がグラグラする、踏ん張りにくい
  • 何度も同じ足首を捻る
  • スポーツ・仕事へ復帰すると痛みが再発する

捻挫と骨折は自分で見分けられる?

捻挫と骨折は、どちらも痛み・腫れ・内出血などが起こるため、 見た目や「歩けるかどうか」だけで正確に区別することは困難です。

「足首をひねった直後で、歩けるけれど骨折が心配」という方は、こちらの記事へ。
足首をひねったけれど歩ける|骨折の可能性と受診目安 →

医療機関では、けがをした状況や圧痛の位置などを確認し、骨折が疑われる場合にはX線検査を検討します。 症状によっては靱帯・腱・軟骨などの評価も必要です。

「病院へ行っても湿布だけ?」整形外科では何をする?

捻挫の診療は、湿布を処方するだけとは限りません。 まず損傷している場所と程度を確認し、骨折など別のケガがないかを評価することが重要です。

STEP 1|受傷状況と症状を確認

いつ、どこで、どの方向へひねったか、歩けるか、どこが最も痛いか、過去の捻挫歴などを確認します。

STEP 2|足首を診察

腫れ・内出血・圧痛・可動域・関節の安定性、足先の感覚や血流などを確認します。

STEP 3|必要に応じて画像検査

骨折が疑われる場合はX線検査を行います。症状や所見に応じて超音波(エコー)を使用する場合もあります。

STEP 4|治療方針を決める

患部の保護・固定、薬物療法、装具、段階的な運動、リハビリなどを症状に合わせて検討します。

SBC整形外科クリニックのX線レントゲン撮影設備
骨折が疑われる場合は、診察後にX線検査を行うことがあります。

レントゲンで異常がなければ「何も問題ない」とは限りません。

X線は主に骨の評価に使用します。靱帯・腱・軟骨など、X線で十分に評価できない組織もあります。 より詳しい検査が必要と医師が判断した場合は、MRIなどを撮影できる医療機関へ紹介することがあります。

関連: 新宿でレントゲンが撮れる整形外科 / 整形外科のMRI検査について

捻挫の治療|固定して終わりではなく、段階的な回復が重要

捻挫の治療は、損傷の程度や症状、年齢、日常生活・スポーツで必要な動作などによって変わります。

急性期|患部を守り、痛み・腫れをコントロール

必要に応じてサポーターや装具などで患部を保護し、痛み止めや外用薬などを使用します。 重症度によっては一定期間の固定が必要になる場合があります。

回復期|状態に応じて動きを戻す

痛みや腫れの状態を見ながら、関節の可動域、筋力、荷重を段階的に戻していきます。 現在は、すべての捻挫を長期間完全に固定するのではなく、状態に応じて適切に保護しながら機能回復を進める考え方が重視されています。

再発予防|バランス・筋力・動作を整える

足首の捻挫後は、痛みだけでなくバランス能力や筋力などが低下する場合があります。 リハビリでは、可動域訓練、筋力訓練、バランストレーニング、スポーツ動作への段階的な復帰などを行います。

「痛くなくなったから全力で復帰」は避けましょう

日常生活で痛みが少なくても、スポーツで必要な切り返し・着地・片脚バランスなどが十分に戻っていない場合があります。

SBC整形外科クリニックのリハビリテーションについて →

数日たっても痛い・グラつく方へ

「もう受傷から時間がたったから」と諦める必要はありません。 現在の症状を確認し、必要な検査・治療・リハビリを検討できます。

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受診までの応急処置|無理に動かさないことが基本

受傷直後は、痛みを我慢して歩き続けたり、強く揉んだりするのは避けましょう。

タオル越しに足首を冷やしている様子
冷やす場合は氷や保冷剤を直接皮膚へ当てず、タオルなどを挟んでください。

保護する

スポーツや負担の大きい動作を中止し、痛みを悪化させる動きを避けます。

冷やすなら「痛みを和らげる目的」で

冷却は一時的な疼痛緩和に使われます。長時間当て続けず、皮膚の状態にも注意してください。

足を高くする

横になれる場合はクッションなどを使い、患部を高くして休みます。

強く揉む・無理に回すのは避ける

骨折や強い靱帯損傷が否定される前に、痛みを我慢してマッサージやストレッチを行うのは避けましょう。

捻挫を放置してしまった方のよくある質問

Q. 捻挫から1週間たっています。今から病院へ行っても意味はありますか?
A. はい。痛み・腫れ・動かしにくさ・グラつきなどが残っている場合は、現在の状態を確認する意味があります。 骨折や靱帯損傷などの評価、必要に応じた固定・リハビリなどを検討します。
Q. 歩けるなら軽い捻挫ですか?
A. 歩けるという理由だけでは、損傷の程度や骨折の有無は判断できません。 骨の一点を押すと強く痛む、腫れが強い、歩くと痛みが増す場合などは受診をご検討ください。
Q. 湿布だけで治りますか?
A. 軽症で改善する場合もありますが、湿布は損傷した靱帯を診断するものではありません。 痛みや腫れが強い、改善しない、不安定感がある場合は、損傷の程度を確認したうえで治療方針を決める必要があります。
Q. レントゲンで異常なしと言われました。それでも痛いのはなぜですか?
A. X線で明らかな骨折が確認されなくても、靱帯・腱・軟骨などの損傷が痛みに関係している場合があります。 症状が続く場合は再評価をご相談ください。
Q. 痛みが引いたらすぐスポーツへ戻ってもいいですか?
A. 痛みだけでなく、可動域・筋力・バランス・競技動作などを段階的に確認して復帰することが大切です。 再捻挫を繰り返している方は、リハビリについてもご相談ください。
Q. 子どもの捻挫も様子見でいいですか?
A. 子どもでは成長途中の骨や骨端線の損傷が捻挫のように見える場合があります。 強い痛み・腫れ、足を引きずる、骨の周辺を押すと強く痛む場合は整形外科へご相談ください。
Q. 土日祝日でも受診できますか?
A. 西新宿本院・横浜駅前院は通常、土曜・日曜・祝日も診療しています。土日祝は完全予約制です。 臨時休診や受付時間変更があるため、受診前に公式ページまたはWeb予約画面で最新情報をご確認ください。

まとめ|捻挫は「痛みが減ったか」だけでなく、機能まで確認しましょう

  • 歩けても骨折を否定できるとは限らない
  • 捻挫の放置で痛み・不安定感・再捻挫が残る場合がある
  • 受診の必要性は「何日たったか」だけではなく症状で判断する
  • 整形外科では診察・X線・必要に応じた追加検査で状態を確認する
  • 治療は患部の保護だけでなく、段階的な機能回復・リハビリまで含めて考える

「軽い捻挫だと思っていたけれど、まだ痛い」 「以前の捻挫から足首がグラつく」という方は、 自己判断だけで放置せず整形外科へご相談ください。

捻挫・骨折が心配な方へ|SBC整形外科クリニック

西新宿本院・横浜駅前院では、骨折・捻挫・打撲などの一般整形外科診療を行っています。 病名が分からなくても、「足首をひねった」「数日たっても痛い」という症状からご相談いただけます。

SBC整形外科クリニック西新宿本院

アクセス
西新宿駅より徒歩2分/新宿駅より徒歩7分/都庁前駅より徒歩7分

診療時間
9:15〜18:00

通常の最終受付
平日・土曜日 17:00/日曜日・祝日 16:00

予約
平日:予約優先制/土日祝:完全予約制

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〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 西新宿大京ビル7階

電話番号
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監修医情報

SBC整形外科クリニック
西新宿本院院長

沼倉 裕堅 医師
ぬまくら ひろかた/Hirokata Numakura
経歴
東北大学医学部医学科 卒
湘南藤沢徳洲会病院 内科・救急科・整形外科
いわき市医療センター 整形外科
竹田綜合病院 整形外科
山形市立病院済生館 整形外科
Mahidol Univ. Ramathibodi hospital 整形外科(タイ)
いしがみ整形外科クリニック
SBC整形外科クリニック

運営者情報

運営クリニック SBC整形外科クリニック 西新宿本院
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 沼倉 裕堅 医師
医師紹介
SBC整形外科クリニック 西新宿本院
整形外科部門統括医師
沼倉 裕堅 院長
Hirokata Numakura
【所属学会】
  • 日本整形外科学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本成長学会
【経歴】
  • 2017年
    Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学
  • 2018年
    東北大学医学部医学科 卒業
  • -
    湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科
  • -
    スカイ整形外科クリニック
  • 2020年
    いわき市医療センター 整形外科
  • 2021年
    竹田綜合病院 整形外科
  • 2022年
    山形市立病院済生館 整形外科
    いしがみ整形外科クリニック
    西新宿整形外科クリニック
  • 2025年
    SBC整形外科クリニック 西新宿本院