「足首をひねったけれど、歩けるからそのままにしている」
「湿布を貼って数日たったけれど、まだ痛い」
「痛みは減ったけれど、足首がグラつく」
捻挫は軽く見られやすいケガですが、症状や損傷の程度によっては、放置せず整形外科で状態を確認したほうがよい場合があります。
先に結論|「何日たったか」より、今の症状で判断
こうした症状では、靱帯損傷だけでなく骨折や腱・軟骨などの損傷が関係していることもあります。 受傷から数日〜数週間たっていても、受診が遅すぎるとは限りません。
「捻挫か骨折か分からない」という段階から受診できます
SBC整形外科クリニックでは、骨折・捻挫・打撲などの一般整形外科診療を行っています。
西新宿本院|整形外科 初診予約へ → 横浜駅前院|整形外科 初診予約へ →※予約画面では「整形外科 初診(別症状を含む)」をご確認ください。診療時間・休診・予約枠は変更される場合があります。
捻挫という言葉は軽いケガのように聞こえますが、実際には関節に外力が加わり、 靱帯・腱・軟骨などの組織を損傷している場合があります。
1|骨折などを「捻挫」と思い込む
足首周辺の骨折でも、痛み・腫れ・内出血など捻挫に似た症状が出ます。 歩けるから骨折ではない、とは判断できません。 骨折が疑われる場合は、診察のうえ必要に応じてX線(レントゲン)検査を行います。
2|痛み・腫れ・動かしにくさが残る
痛みが軽くなっても、関節の可動域や筋力、バランス機能が十分に戻っていないことがあります。 「痛みが減った=治療終了」とは限らず、状態に応じた段階的な運動やリハビリが必要になる場合があります。
3|「捻挫ぐせ」や足首のグラつきにつながる
捻挫後に、足首が「抜ける」「グラつく」「何度も同じ足を捻る」といった状態が続くことがあります。 こうした状態は慢性足関節不安定症(CAI)と呼ばれます。
4|長期的に関節へ負担が残る場合がある
反復する捻挫や慢性的な不安定性は、足関節の機能低下や外傷後の変形性関節症と関連することが報告されています。 ただし、捻挫をした方すべてが慢性化したり変形性関節症になったりするわけではありません。
「放置したら必ず後遺症が残る」という意味ではありません
軽い捻挫で自然に改善する場合もあります。重要なのは、 骨折や大きな靱帯損傷を見逃さず、痛み・腫れ・不安定感が続く場合に適切な評価を受けることです。
「3日たったら病院」「1週間ならもう遅い」といった、一律の日数だけで受診の必要性を判断することはできません。 受傷からの経過と、現在の症状の両方を見ることが重要です。
比較的経過を見やすい状態
日数に関係なく受診を検討したい状態
すでに1週間、数週間と経過していても、症状が残っている場合は整形外科へご相談ください。 必要に応じて、現在の状態に合わせた治療やリハビリを検討します。
救急受診を検討
早めに整形外科へ
急性期を過ぎても相談したい
捻挫と骨折は、どちらも痛み・腫れ・内出血などが起こるため、 見た目や「歩けるかどうか」だけで正確に区別することは困難です。
「足首をひねった直後で、歩けるけれど骨折が心配」という方は、こちらの記事へ。
足首をひねったけれど歩ける|骨折の可能性と受診目安 →
医療機関では、けがをした状況や圧痛の位置などを確認し、骨折が疑われる場合にはX線検査を検討します。 症状によっては靱帯・腱・軟骨などの評価も必要です。
捻挫の診療は、湿布を処方するだけとは限りません。 まず損傷している場所と程度を確認し、骨折など別のケガがないかを評価することが重要です。
STEP 1|受傷状況と症状を確認
いつ、どこで、どの方向へひねったか、歩けるか、どこが最も痛いか、過去の捻挫歴などを確認します。
STEP 2|足首を診察
腫れ・内出血・圧痛・可動域・関節の安定性、足先の感覚や血流などを確認します。
STEP 3|必要に応じて画像検査
骨折が疑われる場合はX線検査を行います。症状や所見に応じて超音波(エコー)を使用する場合もあります。
STEP 4|治療方針を決める
患部の保護・固定、薬物療法、装具、段階的な運動、リハビリなどを症状に合わせて検討します。
レントゲンで異常がなければ「何も問題ない」とは限りません。
X線は主に骨の評価に使用します。靱帯・腱・軟骨など、X線で十分に評価できない組織もあります。 より詳しい検査が必要と医師が判断した場合は、MRIなどを撮影できる医療機関へ紹介することがあります。
関連: 新宿でレントゲンが撮れる整形外科 / 整形外科のMRI検査について
捻挫の治療は、損傷の程度や症状、年齢、日常生活・スポーツで必要な動作などによって変わります。
必要に応じてサポーターや装具などで患部を保護し、痛み止めや外用薬などを使用します。 重症度によっては一定期間の固定が必要になる場合があります。
痛みや腫れの状態を見ながら、関節の可動域、筋力、荷重を段階的に戻していきます。 現在は、すべての捻挫を長期間完全に固定するのではなく、状態に応じて適切に保護しながら機能回復を進める考え方が重視されています。
足首の捻挫後は、痛みだけでなくバランス能力や筋力などが低下する場合があります。 リハビリでは、可動域訓練、筋力訓練、バランストレーニング、スポーツ動作への段階的な復帰などを行います。
「痛くなくなったから全力で復帰」は避けましょう
日常生活で痛みが少なくても、スポーツで必要な切り返し・着地・片脚バランスなどが十分に戻っていない場合があります。
SBC整形外科クリニックのリハビリテーションについて →受傷直後は、痛みを我慢して歩き続けたり、強く揉んだりするのは避けましょう。
保護する
スポーツや負担の大きい動作を中止し、痛みを悪化させる動きを避けます。
冷やすなら「痛みを和らげる目的」で
冷却は一時的な疼痛緩和に使われます。長時間当て続けず、皮膚の状態にも注意してください。
足を高くする
横になれる場合はクッションなどを使い、患部を高くして休みます。
強く揉む・無理に回すのは避ける
骨折や強い靱帯損傷が否定される前に、痛みを我慢してマッサージやストレッチを行うのは避けましょう。
「軽い捻挫だと思っていたけれど、まだ痛い」 「以前の捻挫から足首がグラつく」という方は、 自己判断だけで放置せず整形外科へご相談ください。
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参考情報
西新宿本院・横浜駅前院では、骨折・捻挫・打撲などの一般整形外科診療を行っています。 病名が分からなくても、「足首をひねった」「数日たっても痛い」という症状からご相談いただけます。
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