整形外科の10割負担はいくら?保険証なしの費用目安を徹底解説 | 子供・小児の低身長治療なら西新宿整形外科クリニック

整形外科の10割負担はいくら?保険証なしの費用目安を徹底解説

※本記事で紹介する費用はあくまで一例としてご参考ください。

急な痛みや怪我で整形外科を受診したいけれど、手元に保険証やマイナ保険証がない場合、窓口での支払いは「10割負担(全額負担)」となります。全額負担と聞くと「数万円かかるのではないか」と不安になり、受診をためらってしまう方も少なくありません。

この記事では、整形外科における10割負担のおおよその費用目安と、診療費が決まる保険点数の仕組みについて、整形外科の専門の医師がわかりやすく解説します。

この記事の要約

整形外科の10割負担の目安は約5,000円〜15,000円程度
一時的に全額支払っても、当月内に保険証を持参すれば窓口で7割が返還される
MRIなどの精密検査が必要な場合は費用が高額になるケースもある
マイナ保険証を利用すれば、従来の保険証を忘れても10割負担を防げる

整形外科の10割負担(全額負担)の費用目安

整形外科を保険証なしで受診した場合の10割負担の費用は、検査内容にもよりますが、おおむね5,000円から15,000円程度が目安となります。

窓口でお支払いいただく医療費は、全国一律で定められた「診療報酬点数」に基づいています。保険証があれば通常は3割負担となりますが、お忘れの場合は一時的に全額をお支払いいただく必要があります。ここでは、初診料や代表的な検査にかかる10割負担の目安金額を項目ごとに解説します。あくまで目安であり、実際の症状や処置によって変動するため参考としてご覧ください。

【項目別】10割負担の費用目安表

項目 10割負担の目安
初診料 約2,910円
再診料 約750円
レントゲン検査
(単純X線検査)
約3,000円〜6,000円
MRI検査 約15,000円〜25,000円
処置・薬代
(湿布・注射・固定など)
約1,000円〜5,000円

初診料・再診料の10割負担額

初めてその病院を受診する場合や、前回の治療から期間が空いた場合は初診料がかかります。10割負担での初診料は約2,910円、再診料は約750円です。

医療機関を初めて受診する際にかかるのが初診料です。令和6年度の診療報酬改定に基づき、初診料は291点と定められています。1点を10円として計算するため、10割負担の場合は2,910円となります。また、2回目以降の受診にかかる再診料は75点であり、10割負担で750円です。休診日や深夜に受診した場合は「時間外加算」などが追加されるため、これより高くなることがあります。

レントゲン・MRI検査の10割負担額

整形外科で頻繁に行われる画像検査の費用です。10割負担の場合、レントゲンは約3,000円〜6,000円、MRI検査は約15,000円〜25,000円が目安となります。

骨折や関節の状態を確認するためのレントゲン(単純X線検査)は、撮影する部位や枚数によって点数が変わります。腰や膝などで複数枚撮影した場合、10割負担で3,000円から6,000円程度になることが一般的です。

一方、靭帯や神経、半月板などの軟部組織を詳しく調べるMRI検査は、非常に精密な機器を使用するため点数が高く設定されています。10割負担で受ける場合は15,000円から25,000円程度の出費を見込んでおく必要があります。費用が高額になるため、緊急性がない場合は後日保険証を持参した日に検査を延期することも一つの選択肢です。

処置・薬代の10割負担額

湿布の処方や注射、ギプス固定などの処置にもそれぞれ費用がかかります。10割負担の場合、簡単な処置と処方箋発行で約1,000円〜3,000円が追加されます。

痛みを抑えるためのブロック注射や関節内注射を行った場合、使用する薬剤や注射の部位によって異なりますが、10割負担で2,000円から5,000円程度かかります。また、捻挫や骨折疑いでテーピングやシーネ(副子)による固定を行った場合も、固定具の費用と処置料が加算されます。

院外処方箋が発行された場合、薬局でも全額負担で薬代を支払う必要があるため、手持ちの現金には少し余裕を持たせておくと安心です。

症状別・10割負担の合計金額シミュレーション

実際の受診を想定し、よくある症状ごとに10割負担の合計金額シミュレーションをご紹介します。おおよそ10,000円前後になるケースが多数を占めます。「自分の症状だと結局いくら必要なのか」という疑問にお答えするため、具体的な受診パターン別の費用目安を算出しました。
※以下の金額は初診料を含んだ目安であり、処方薬を薬局で受け取る際の費用は別途かかります。

ぎっくり腰・打撲・捻挫の場合

突然の腰の痛みや、転倒による打撲・捻挫の場合、レントゲン検査と痛み止めの処方で終了することが多く、10割負担の目安は約6,000円〜9,000円です。

【内訳シミュレーション】

初診料:約2,910円
レントゲン検査:約3,000円〜4,000円
処方箋発行料:約700円
合計目安:約6,000円〜9,000円

骨折の疑いがある場合

強い痛みや腫れがあり、骨折が疑われて固定処置を行った場合は、処置料が加算されるため10割負担で約8,000円〜12,000円が目安となります。

【内訳シミュレーション】

初診料:約2,910円
レントゲン検査:約3,000円〜4,000円
固定処置・材料費:約2,000円〜5,000円
合計目安:約8,000円〜12,000円

※固定具の種類によってはさらに費用がかかる場合もあるため、念のため15,000円程度の準備があると安心です。

なぜその金額になる?診療報酬点数の仕組みを解説

医療費はどんぶり勘定で決まっているわけではなく、厚生労働省が定める「診療報酬点数」という全国共通のルールに従って厳密に計算されています。

病院で支払う料金がどのように計算されているかを知っておくと、金額に対する納得感が得られます。日本の公的医療保険制度では、どのような検査や治療を行えばいくらになるかという価格表が国によって細かく決められており、これを「診療報酬点数表」と呼びます。どこの病院に行っても、同じ検査と治療を行えば基本的には同じ点数になります。

1点=10円の計算方法

診療報酬は「点数」で表され、1点を10円として計算した総額が医療費の全額(10割)となります。保険証があれば、そのうちの自己負担割合(通常3割)を支払います。

💡 点数計算の例(合計800点の場合)

10割負担(保険証なし):800点 × 10円 = 8,000円のお支払い
3割負担(保険証あり):8,000円 × 0.3 = 2,400円のお支払い

保険証を忘れて10割負担となる場合は、この8,000円をそのまま窓口で支払います。窓口でもらえる領収書や診療明細書には点数が記載されているため、ご自身で計算を確認することも可能です。

自費診療と保険診療(10割負担)の違い

保険証忘れによる「10割負担」と、美容や先進医療などの「自費診療(自由診療)」は、全額自己負担という点は同じですが、金額の決まり方が異なります。

保険診療の10割負担
(保険証忘れなど)
自費診療
(美容、先進医療など)
保険適用される治療を一時的に全額立て替えている状態。金額は国の診療報酬点数によって固定されている。 公的医療保険の対象外。クリニックが独自に価格を設定できる。

当クリニックで行っている小児低身長治療(自費診療)などは後者に該当し、保険の点数とは無関係に料金が定められています。

保険証がない・忘れた場合の対処法と返金手続き

手元に十分な現金がなく受診を迷っている場合でも、怪我の放置は症状を悪化させる原因となります。10割負担で支払った医療費は決して掛け捨てになるわけではなく、正しい手続きを踏むことで本来の負担割合(多くの方は3割)との差額が払い戻されます。


【安心】当月内であれば、窓口で「7割」が返還されます!

保険証を忘れて10割負担で支払った場合でも、受診した「同じ月内」にクリニックへ保険証(またはマイナ保険証)と領収書をお持ちいただければ、その場で7割分の差額を現金で返還いたします。受診を我慢せず、まずはご相談ください。

後日保険証を持参すれば7割返金される

10割負担で受診した後、同じ月の診療時間内に保険証と全額支払った際の「領収書」をクリニックの受付に提示してください。その場で計算をやり直し、7割分の差額を現金で返金する対応をとっているクリニックが大半です。

⚠ 月をまたいでしまった場合の手続き

受診した月をまたいでしまった場合(例:8月31日に受診し、9月1日に保険証を持参)は、クリニックの窓口での精算ができなくなります。

ご自身が加入している健康保険組合や市町村の国民健康保険窓口へ足を運ぶ
「療養費の支給申請」という手続きを行うことで、後日銀行口座に差額が振り込まれる

マイナ保険証・資格確認書の活用

紙やプラスチックの保険証カードを持っていなくても、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」があれば、通常通り3割負担で受診可能です。

現在、医療機関ではマイナンバーカードを用いたオンライン資格確認が普及しています。事前に健康保険証としての利用登録を済ませたマイナンバーカード(マイナ保険証)をご持参いただければ、従来の保険証を忘れてもその場で保険資格が確認でき、10割負担になることを防げます。

また、マイナ保険証をお持ちでない方のために発行される「資格確認書」をご提示いただいた場合も同様に保険診療が適用されます。受診の際は、これらのいずれかを携帯しておくことを強くおすすめします。

SBC整形外科クリニックの受診案内

新宿エリアで整形外科をお探しなら、SBC整形外科クリニックへご相談ください。専門の医師である沼倉裕堅院長をはじめ、スタッフ一同が丁寧に対応いたします。

当クリニックでは、一般的な首・肩・腰の痛みや怪我の治療から、小児の低身長治療(自費診療)、先進的な再生医療まで幅広いお悩みに対応しています。「急な怪我で手持ちのお金が不安」「保険証がないけれど今すぐ診てほしい」といった場合でも、受付にておおよその費用目安をお伝えすることが可能ですので、まずはお気軽にご来院ください。

土日祝日も全日診療対応

SBC整形外科クリニックは、平日だけでなく土日祝日も全日診療を行っています。休日の急な怪我や痛みでも、安心して受診していただける環境を整えています。

一般的なクリニックが休診となることの多い土曜日、日曜日、祝日であっても、当院は全日診療を行っております。休日のスポーツ中の怪我や、平日は仕事が忙しくて通院できない方にとって通いやすい体制です。東京メトロ丸の内線「西新宿駅」より徒歩2分、JR「新宿駅」西口や都営大江戸線「都庁前駅」からも徒歩7分と、アクセスも非常に良好です。

お支払い・持ち物について

ご来院の際は、マイナ保険証または資格確認書をご持参ください。保険証をお忘れの場合でも診療はお受けいただけますので、受付でご相談ください。

当院を受診される際は、スムーズな保険資格確認のため「マイナ保険証」または「資格確認書」の持参をお願いしております。万が一お忘れの場合は、本記事で解説した通り一時的に10割負担となりますが、同月内にご提示いただければ窓口で差額の精算を承ります。なお、当院での小児低身長治療は保険診療ではなく自費診療となりますので、あらかじめご了承ください。

まとめ

保険証なしでの10割負担費用は、検査を含めて約5,000円〜15,000円が目安。
一時的に全額負担となっても、当月内に保険証と領収書を窓口へ持参すれば7割が返還される。
月をまたいだ場合は、ご自身で健康保険組合等へ「療養費の支給申請」を行う必要がある。
費用が不安な場合でも、我慢せずに受付で「最低限の検査にしたい」と相談可能。
SBC整形外科クリニックは、急な怪我にも対応できるよう土日祝日も全日診療を実施。

【出典・参考】

厚生労働省:令和6年度診療報酬改定について
厚生労働省:マイナンバーカードの健康保険証利用について


診療のご案内

SBC整形外科クリニック
【所在地】 〒160-0023
東京都新宿区西新宿7丁目-21-3 西新宿大京ビル7階
【電話番号】 0120-962-992
(電話受付時間 9:15~18:00)
【最寄り駅】 西新宿駅より徒歩2分
新宿駅より徒歩7分
都庁前駅より徒歩7分
【診療日】 土日祝日も全日診療

監修医師

沼倉 裕堅 院長

■ 経歴

2017年 Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学
2018年 東北大学医学部医学科 卒業
湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科
スカイ整形外科クリニック
2020年 いわき市医療センター整形外科
2021年 竹田綜合病院 整形外科
2022年 山形市立病院済生館 整形外科
いしがみ整形外科クリニック
整形外科クリニック西新宿本院
2025年 SBC整形外科クリニック 西新宿本院

■ 備考(所属学会)

日本整形外科学会
日本再生医療学会
日本四肢再建・創外固定学会
日本小児内分泌学会
日本成長学会

監修医情報

SBC整形外科クリニック
西新宿本院院長

沼倉 裕堅 医師
ぬまくら ひろかた/Hirokata Numakura
経歴
東北大学医学部医学科 卒
湘南藤沢徳洲会病院 内科・救急科・整形外科
いわき市医療センター 整形外科
竹田綜合病院 整形外科
山形市立病院済生館 整形外科
Mahidol Univ. Ramathibodi hospital 整形外科(タイ)
いしがみ整形外科クリニック
SBC整形外科クリニック

運営者情報

運営クリニック SBC整形外科クリニック 西新宿本院
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-21-3 新宿大京ビル7階
お問い合わせ 0120-962-992
院長 沼倉 裕堅 医師
医師紹介
SBC整形外科クリニック 新宿本院
沼倉 裕堅 院長
Hirokata Numakura
【所属学会】
  • 日本整形外科学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本四肢再建・創外固定学会
【経歴】
  • 2017年
    Mahidol University Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital 整形外科 留学
  • 2018年
    東北大学医学部医学科 卒業
  • -
    湘南藤沢徳洲会病院 救急科・内科・整形外科
  • -
    スカイ整形外科クリニック
  • 2020年
    いわき市医療センター 整形外科
  • 2021年
    竹田綜合病院 整形外科
  • 2022年
    山形市立病院済生館 整形外科
    いしがみ整形外科クリニック
    西新宿整形外科クリニック
  • 2025年
    SBC整形外科クリニック 西新宿本院