プラセンタ注射はヒトの胎盤由来なので、HIVをはじめB型肝炎やC型肝炎などウイルス感染のリスクがあります。
そのため、ラエンネックでは製造元が核酸増幅検査によるウイルス検査やオートクレーブによる不活化を行なっており、昭和49年に発売して以来、ウイルス肝炎、AIDS、vCJD等の感染症報告はありません。
しかし、未知のウイルスや加熱殺菌による原性の失活を完全に否定することができないため、プラセンタ注射を1度でも接種した方は献血を行うことができなくなりますので、骨髄バンクにご登録されている方はご注意ください。
ラエンネックは酸性度が高いため注射部位の疼痛がある場合があります。
また、頭痛、肝機能障害、過敏症(発疹・発熱・掻痒感)、注射部位の硬結、女性型乳房、ショックなどの副作用を引き起こす可能性があります。
注射は、経口薬や経口飲料(またはサプリメント)などに比べて即効性があります。経口の場合、成分を吸収しきれないため、直接注射するほうが効果的と言えます。
プラセンタ注射は毎日打っても問題ありませんが、1週間に1〜2回のペースで受けられる方が多いです。